明日2日まで 仏像展 瑞穂ジョイフル2で

26日まで開催された中院で開催された「大人の寺子屋仏像彫刻作品展」は多くの人が訪れた。

埼玉県警刑事部で辣腕を発揮し、蕨署長をつとめた義村幸氏。教室を開いて7年。「例えば10人新しい生徒が来ても続く人は1~2人。それだけ大変な世界。」と義村さんは語る。センスやテクニックのほか、根気と平常心とやり抜く気概が必要とされる仏像彫刻。

心が研ぎ澄まされるお香の中で作品を眺めていると日常のさまざまな「事象」がなんとも些末なものと思える。彫る人によって同じ仏像でもお顔から雰囲気までまったく違った様相となる。ゆっくりとした時間の流れと作品への作家の思いなど、鑑賞する側にとっても貴重な時間だ。

川越署で署長をつとめた佐藤勝氏の作品も並び、佐藤勝氏は仏像彫刻を極めるために「佛教大学に入学し、学んでいる」と署長時代とは違った柔和な笑みをみせた。

明日まで開催される「仏像彫刻作品展」は義村氏と一名だけが出展し、他16名は中院の作家とは異なる。

新年度が始まる四月、仏像は何かを教えてくれるかもしれない。

場所 JOYFUL-2 瑞穂店 2階ギャラリー 042-568-2031

www.joyful-2.com

 

 

 




中院の桜と仏像彫刻 24日金から 川越中院

川越中院のしだれ桜は桜シーズンのプロローグとして川越人には心華やぐ樹木だ。

その中院のしだれ桜が一番きれいな季節に「大人の寺子屋仏像彫刻作品展」が開催される。

第10回となる中院文化講座の作品展。講師をつとめる義村幸さんは埼玉県警のOBで

その腕は現役の頃から磨かれていた。

創作者が想いをこめて彫った「ほとけさま」。18名の作家の作品が並ぶ。

しだれ桜と心を澄みきってくださる「ほとけさま」に会いに。

日時 3月24日(金)から26日(日)午前10時から17時まで

会場 天台宗別格本山 中院本堂