クリよりうまい「川越のいも」

25日(日)まで川越市博物館では「川越とさつまいも」企画展が開催されている。

江戸時代、江戸から13里離れていたことから「クリ(9里)よりうまい13里」とその味は大人気。川越から新河岸川の舟運で運ばれた「川越いも」は江戸の台所をも支えた。

13里にちなんで、10月13日には毎年川越市菅原町の妙善寺では「いも供養」が行われる。(タイトル写真)。

川越の農地土壌は豊かだ。関東ローム層に加えて、先人たちから受け継がれた「武蔵野の落ち葉たい肥農法」(平成29年3月に日本農業遺産に認定)で、おいしいさつまいもをはじめ、おいしい農作物が生産されてきた。

紅アズマ、紅赤はポピュラーであるが、べにはるか、シルクスイート、ひめあやかなど新種も人気が高い。

この11月市内の学校給食では「川越いも研究会」がしっかりと育てた紅赤が提供されている。

いもシーズンの時期、川越市博物館へでかけ、「いも」を学んでみるのも一興だ。




リリイ・ローズ デイナーショーは12月9日

愛を歌い上げる川越在住のボーカリスト・リリーローズさん。

今年も「愛こそすべて」をテーマに12月9日(日)川越東武ホテルでデイナーショーを開催する。

ヴュッフェスタイル、フリードリンクで11000円。

当日は女優で歌手・藤田三保子さん(「Gメン75」「鳩子の海」出演)がゲスト。一掃、華やいだステージになりそうだ。

詳しいことは、リリイローズ事務局まで 070-3628-4082




17日は素人ちんどん 13時から クレアモール

今年で15回目を数える「小江戸川越 素人ちんどんフェステイバル」(主催 川越新富町商店街振興組合)。17日(土)クレアモールを素人ちんどんが練り歩く。

北海道、群馬前橋、栃木那須、長野小諸、富山白銀、埼玉県内からはふじみ野、飯能、寄居、滑川、ときがわ、そして川越と13チームが「ちんどん」の競演。

「ちんどん」は笑いと夢と開運を運んでくる。埼玉県で一番人出が多いとされる「クレアモール」にでかけてみよう。




自民党埼玉県連政経フォーラム 盛況

11月12日月曜日。浦和ロイヤルパインズホテルで。自民党埼玉県連政経フォーラムが開催された。

来年春には統一地方選が行われることもあり、臨戦態勢の県議団、市議団が支援者をともない会場はまさに「立錐の地なし」であった。

国、県、市が連携し最高の実行力を持つ(新藤義孝県連会長)自民党埼玉県連だが、県内それぞれ、問題は山積みだ。「国や県は政党政治だが、市においては超党派で動かなければならない事案もあるから、自民党党籍があっても保守系無所属で戦う」という議員。「衆議院議員比例区含めて16名 参議院議員比例区あわせて5名 21名の国会議員がいるが、動いてくれる議員、動かない議員の優劣の差があるね」という長く自民党を応援してきたそのまちの重鎮。などなど多くの意見が聞けるのも「フォーラム」ならではだ。

応援する以上、国会での活躍を願うのは必然だ。力を発揮するには「実力」もさることながら「人的ネットワーク」をいかに永田町、霞が関で紡いでいけるかどうかだろう。一分一秒を大切に、地元、埼玉、そして国家に目を向ける「バランス力」も大切。この「人的ネットワーク」「バランス力」はすなわち「人間性」によって培われるもの。「人間性の高い」いわゆる「人格高潔」な議員が一人でも多く増えることを望む。

 




本川越 二寅 食してみた

川越はラーメンの激戦区。今回本川越スクランブル交差点 蔵造りのまちなみ方向1分のところの「二寅」へ。濃厚スープと麺のからみが抜群だった。濃厚でも口にのこらない。この日も女性客の姿が多いのはそのせいか?

秋風から北風に。この時期ほっこりしたかったらぜひ、「二寅」へ。




11月14日は世界糖尿病デー 川越駅西口・当日ブルーライトアップ

糖尿病。三大成人病であり、合併症をひきおこす恐ろしい病。11月14日は世界糖尿病デー。

川越市の西口、当日はブルーライトアップされる。点灯式は17時45分。点灯時間は22時の消灯まで。

また、この世界糖尿病デーに先立ち、11月10日(土)ウエスタ川越では世界糖尿病デー記念事業/

市民公開講座が開催される。

「糖尿病無料相談会・血糖測定会」。医師、看護師による血糖の無料測定と相談会。13時から16時まで。

14時からは「世界一受けたい授業」などで活躍の花田信弘先生(鶴見大学歯学部)による、テーマ「歯周病と糖尿病の困った関係」講演だ。

主催 世界糖尿病デー実行委員会 川越地区ブルーライトアップ実行委員会。共催 川越市 川越市医師会 川越市歯科医師会 埼玉県医師会 糖尿病対策推進会議 埼玉医科大学総合医療センター

お問合せ先 川越市医師会 049-222-0794




林真理子氏 紫綬褒章に想う 9日まで読書週間

秋の褒章・叙勲が発表された。お世話になった方が叙勲対象者として、新聞に載るのはうれしい。

ずっと一種のバイブルとしてかたわらにおいてきた林真理子さんの作品。元気づけられたり、慰められたり。大きな笑い声をだして手術後、傷口が痛んでしまったことも。とにかく新作は初版で購入してきた。その林真理子さんが紫綬褒章を受章された。NHK大河ドラマの西郷どんの原作者でもある林真理子さんが女流作家としてトップランナーであり続けた平成の時代。その時代をしめくくるにふさわしい受章であったと1ファンとして拍手を送りたい。

9日まで読書週間。「国家の品格」の著者で知られる藤原正彦氏は「賢者の風格は読書にあり」と題し、「政治家、官僚、経済人に大局観が欠けているのは読書をしないから、つまり教養がない」と話した。「ウチの先生は本を読まないから」という国会議員の秘書がうそぶいていたことを思い出す。ある市長の公用車に、いろんなジャンルの本が積み上げられており、その市長はスピーチの名手であったことも思い出す。やはり読書は知識を紡ぎだしてくれる。

大阪桐蔭で中日など複数球団にドラフト1位指名をうけた根尾昂選手。両親ともに医者の家庭ということはしられているが毎月20冊の本を父から贈呈されているという。根尾選手の胆力、精神力も読書から生み出されているのかもしれない。人格の形成も「読書から」なのだ。

読書はいろんな世界に連れていってくれるし、想像力、創造力を養ってくれる。さあ今日の本はどんなストーリーか??本を読もう!

 




議員だけではなかった!公務員の劣化

築地から豊洲へ市場が移転した。あの時の映像に築地市場は「営業しています」という民間人と都庁の職員の「閉場しています」という、ムキになったやりとりのテレビ画像をみて、あきれた人も多いだろう。「営業」「閉場」の同時発声、まるで漫画だった。

接客する女性を抱えるラウンジを経営している友人が怒っていた。警察の立ち入り調査があったが間違えたらしい。電話でクレームを言うと若い警官が「警察の書類ではこの日になっています」という言葉だけをエンドレステープのように繰り返したという。「同じ言葉の繰り返しなの。対話をしようとする姿勢がないのよ。コミュニケーション能力ゼロ!」と柳眉をあげていた。

ある自治体。担当窓口に問い合わせをした男性は憤る。「僕のことをお客様っていうんだ。ぺらぺらまくしたて、行政はサービス業とも言ってた。ちょっと違うだろ、というと、どうぞ、いかような処分をうけますので。と話が飛躍しちゃってよ。しかも、私の言っていること間違っているでしょうか?だぜ。腹立つよ。真摯に対応する息遣いがゼロだ。」

公務員は公平無私。もちろん行政はサービス業でもある。しかし、相手を怒らせてしまったらおしまいだ。人と人をつなぐのは「言葉」だ。そして、言葉と言葉の行間にあるふくみをもたせて、コミュニケーションを図っていく。コミュニケーション能力の欠落はすべてを破壊していく。

年が明ければ、時代が変わる。高いコミュニケーション能力があるとされる日本人。そのすばらしさをまずは公務員が「範」とすべきではないか?政治、行政の劣化にストップをかけなければならない。