新河岸川駅自由通路開通から三か月

まもなく東西自由通路が開通して3か月となる新河岸駅。いままで駅東側に住んでいた市民はぐるっと回って駅を利用していたわけで利便性がたかまったことは喜ばしいことだ。

 

橋上駅舎のデザインもしゃれており(写真は式典当日の駅舎遠景)周辺で商売を営む人の自慢にもなっている。住宅街から一変して「駅前通り」になってしまうわけだから「都市計画」「まちづくり」がいかに大切かわかる。

新河岸駅は東上線の急行は停車しない。しかし、準急に乗ってでも「降りたい」と思わせる魅力作りが今後の課題である。弊社サイトオープニングを飾ってもらったカテゴリー「グルメ」のすしの福元。こちらのお店は、まさに新河岸駅前通りに面することになった。地域に密着しつつ、地元愛にあふれる商店が点在することも魅力の一つ。通販サイト「アマゾン」の勢いはとまらないが、「アマゾン」では得ることができない「何か」を新河岸駅周辺が紡いでいければ、地域に厚みがでるのだが。。。

 




感動をありがとう。平昌五輪。

川越市立泉小学校、川越市立野田中学校、飯能聖望学園出身の渡辺啓太選手(スピードスケート)。川越の、埼玉の、日本の思いを背負っての出場であったが、いま一歩届かなかった。

テレビでは、メダルの数や色を熱く報道していた。しかし、日本代表に選ばれるだけでもとても素晴らしく、出場したすべての選手に大きな拍手を送りたい。「感動をありがとう」「夢と勇気をありがとう」

ケガから復活したフィギュアスケートの羽生選手が「もしも順風満帆だったらこの金メダルはない」といった言葉が印象的だった。人生訓でもあると思った。すべてがうまくいく人生ではひとは成長しないのだ。羽生選手のような強靭な精神力を培うことはできないが、何かに行き詰まった時、羽生選手のこの言葉を思い出し、明日への活力にしたいものだ。

 




今日は猫の日。獣医のチカラに感謝

愛猫が突然ご飯を食べなくなり、うずくまってしまった。ごはんもたべない、水も飲まないということは大変心配で、かかりつけの先生に。

5歳の子で人間の年に換算しても30代。先生は採血し、強い貧血と診断。血液型を調べて輸血をするという。人間ならば輸血は赤十字がやってくれる。「ニャンコの血液バンクはありますか?」の問に先生は、「ウチで飼ってるネコで対応します。なんとか血液型が合うといいですね。」祈る気持ちで血液型の結果を待ち、マッチング成功。先生のところの一番元気のよいネコちゃんから輸血してもらった。

輸血は獣医の技術力も問われる。ウチの先生の腕は確か。その上、輸血できる猫ちゃんを多頭飼いしている。今回も獣医のチカラに感謝、感謝であった。

猫ブームといわれ、もちろん愛犬家も多い。なんとかペット用血液センターはできないものかと思う2月22日である。




額賀派・事務総長 山口たいめい代議士

坂戸・鶴ヶ島・東松山・小川・嵐山・鳩山・ときがわ・滑川・吉見・川島、3市7町が埼玉10区。選出議員は山口たいめい氏。川島から初雁中学校に通学。叔父は武州ガスのオーナーであった故原宏氏。夫人川越南田島出身でもあり川越との縁は深い。

このところ、額賀派が騒がしくなり、山口氏がテレビインタビューに答える場面も。現在は自民党組織運動本部長といういわゆる自民党七奉行の一人である。山口氏は北海道の旭川ガスから武州ガスグループ会社の坂戸ガスの常務取締役、いわゆる民間の営業力を兼ね備え「気が利かない」のはダメという気配り力の人。ニュースショウでも額賀派の動向が取り上げられ、ある政治アナリストが「山口たいめいさんという人は自民党の実力者ですから」と発言していた。

埼玉県選出国会議員がこのように、特化され、注目されることは吉報である。まして政治家の劣化ばかりが報道される中で。

 




ゴールデンエイジの魅力 リリイローズさんライブ 3月3日

川越出身川越在住のボーカリスト、リリイローズさん。

毎年精力的にステージを展開しているゴールデンエイジのリリイローズさん、美しさの追求を怠らないのも魅力の一つだ。

3月3日(土)は18時から川越東武ホテル1階 アイリスでひなまつりライブを行う。

ヴュッフェ・フリードリンク・リリーさんライブで7500円。

詳しくは川越東武ホテルまで。049-225-7310

写真は2017・クリスマスデイナーショーのリリイローズさん。




「天の園」「大地の園」を朝ドラに。

打木村治1904年生まれ。三歳の時に母親の実家である現在の東松山市唐子、唐子村に移住。当時の川越中学(県立川越高校)から早稲田大学政治経済学部、そして大蔵省へ。川端康成氏の知遇を得て作家をめざす。1933年29歳の時に大蔵省を退職、作家活動へ。

 

1972年の「天の園」1978年の「大地の園」は各賞を受賞。1963年以来飯能に居住。2005年村治生誕100年にあたりアニメ「雲の学校」が制作上映。2012年からはNHK朝ドラへのチャレンジ活動もスタートした。

「天の園」「大地の園」の舞台となった唐子地区のある東松山、30年近く居住し終の棲家となった飯能、出身校の川越高校卒業生の有志が、その活動を支えている。「NHK朝ドラ化をすすめる会」の活動は東松山市のまちづくりサポート事業にも認定されている。最終年度、助成事業のしめくくりとしてこのたび「ふるさとからの宝、『天の園』『大地の園』からのメッセージ」と題しイベントを開催した。

トークショーでは飯能の文学仲間で打木村治の最期をみとった桑山和子氏をはじめ村治ゆかりの人々が村治の人柄、作品の魅力を語った。

以前東松山のスリーデーマーチに参加したとき、唐子地区に村治関連の看板などが点在し、打木村治がまちを挙げて大切にされていると感じた。今回のイベントでも唐子小の児童による「天の園」学習成果が発表された。一人の少年の目を通して描かれる埼玉の風土と少年の魂の成長。比企丘陵の美しい自然と時代を超えて大切にしたい子どもの成長。これからも村治ワールドを全国に発信していくことは埼玉県民としての使命かもしれない。

 




ビートルズで東北復興 18日川越で

あと一か月あまりで3月11日がやってくる。

被災地東北と子供たちのために「ビートルズのチカラ」が東北復興ツアーライブを18日(日)川越尚美学園パストラルホールで開催する。

開場は11時半。開演は12時。入場料は1000円。

同時開催に3・11震災の記憶パネル展、三陸の物産展。

ビートルズの音楽を共有しその「チカラ」で東北へ想いをつなぐ。

主催はビートルズのチカラ!埼玉支部、尚美学園大学。後援は川越市、川越教育委員会、小江戸観光協会。 協賛は国際ソロプチミスト埼玉など協力は川越中央通り「昭和の街」を楽しく賑やかにする会、川越新富町商店街振興組合など。川越の地域力とビートルズのチカラのハーモニーに期待。




挨拶をしない。その罪。

貴乃花親方が2票しかとれず落選した。ある部屋のタニマチをしている知人は「当たり前だ。あの態度で後進の指導はできないし、協会をリードすることは期待できない。相撲界も捨てたもんじゃない」とばっさり。

だんまり、憮然とした表情、ふんぞりかえりの貴乃花親方の映像。しかし、ここでいきなりのブログでの主張。双子の弟子が関取になると満面の笑顔。一体何?と思った国民ばかりだろう。

一方、報道陣に対して阿武松親方は一礼したり、「はい」と受け答えをしたりしてまっとうな態度。礼儀を重んじる角界では「挨拶」は基本中の基本。

「挨拶」はどの世界でも大事なこと。選良と呼ばれる議員。選挙の時はペコペコ、ニコニコ。選挙が終われば知らん顔。その時点で選良ではなくなる。当然そういう輩は選挙ごとに票を減らしているご近所で、絶対に挨拶をしない母親。いつも憮然としている。子供をひどい勢いで叩いているのを見た。心が荒んでいるのだ。

「挨拶をしない」というのは言語道断。貴乃花親方、景子夫人、自分たちの行く道は正しいと思っているのか?気が付かなければますます、罪は重くなる。




魅せてくれた俳優座 いつもいつも平和を!

川越やまぶき会館に「俳優座」がやってきた。主催は真剣に平和を考えるNPO法人Peaceやまぶき。今回の事業は「川越市文化芸術によるまちづくり補助金事業」でもあった。

川越出身の山谷典子さんが脚本。深作欣二さん、加藤剛さん息子たちが関わる、演出深作健太、企画出演加藤頼、という演劇界の新しい風を予感させる舞台でもあり、幕があがる前より会場内は期待感でもりあがった。事前に配られたプログラムには川越市内の各界各層からのショートエッセイがつづられ「川越は文化の薫るまち」とあらためて感じさせられた。

川越のある一家をめぐる100年。時を刻む音が効果音となって物語は進んでいく。静と動。鮮やかな舞台展開。細部に演劇の神様が宿った。

日々平和な日本で暮らし、安穏と年月を重ねていると忘れてしまう、戦争の悲劇。満州で敗戦を迎え、ソ連兵に生きる道のため身を捧げた日本女性。60歳を超えた女性が若い娘に代わったなど。歴史をひもとくと恐怖に慄然する。戦争は人を狂気にし、何をうみだすことはない。人が人を殺す。人が人間としての尊厳を否定される。そのことが脳裏に去来し、舞台で織り成す人間模様を心に感じ、「風化させてはならないもの」「忘れてはならないもの」を再認識した。

電車の中で、道路で背中を丸めスマホに熱中。友達との交流ならまだしも、ゲームに興じる姿をみると、がっかり。テレビ番組はひな壇にタレントがズラリと並んでどうでもいいことで大口を開けて爆笑する。無為の時間からは何も生まれない。心から感動する。心から歴史を想う。心から考察する。基本であるが忘れがちなことを改めて実感させてくれた「いつもいつも君を憶ふ」。

平和のために今の私たちにできること。何も行動せずにボーゼンと日々を過ごすのではなく、人として、女性として、母として、姉妹として、娘として「できる何か」を「いつもいつも平和を」胸に生きていきたいのだ。