サクラサクラ

今年は花冷えというか、厳しい寒のもどりと重なり、サクラのいのちが長い。

川越中院のしだれ桜は今週末が見ごろか?

土曜日1日は雪か雨の予報が出てしまっているが

花がピンクで青空によく映えるしだれ桜。撮影日は26日。小雨混じりの天候だった。




ふじみ野市 熱い前哨戦か?

ふじみ野市の高畑博市長は3月市議会で3選をめざす決意を表明した。

高畑博市長は「これからの数年がふじみ野の将来をきめる。まちの課題は山積み。今こそ礎を築くとき」と述べた。この数年がまちの行方を決める、正念場ということであろう。

高畑市長は市議から市長へ。8年前の選挙戦は現職の島田行雄市長に対抗して激戦を制覇した。川越商業出身で親から引き継いだ商店を経営。まさに庶民派。まちを家族にたとえ、「市民が一つの家族のようなまち、あったかいふじみ野」をスローガンに掲げている。利便性の高い交通網とリンクし人口は伸び、「すみたい街ランキング」にも登場するふじみ野で、さらに手厚い福祉(子育て介護)を全面に押し出し、少子高齢化社会に対応する都市力を今から構築するというのが高畑市長の政治姿勢だ。

さて対抗に島田典朗市議が名乗りをあげた??島田前市長の息子でもある島田氏。若さを最大の武器に高畑氏に挑むのか?すでに父 行雄氏がかつての自分の後援会を中心に「息子をよろしく」と支援依頼をしているとか・

8年前の戦いは柴山、小宮山両代議士は現職島田支援に。しかし、現在では高畑市長の市政報告会では柴山、小宮山、神山、岡本、輿水、関口、古川、西田、矢倉、大野、行田、と国会議員が衆参合わせて党派を超えて参集。地方政治は一党一派にこだわらない、政治はあくまでも市民のためにという原則そのものを前面にだしている。

大井と上福岡の合併でふじみ野市が誕生。大井対上福岡の街同士の戦いが再燃してしまうのか。投票日は10月29日。半年間前哨戦が繰り広げられることは必至か?

 

 




今年は選挙イヤー 春の陣 入間市議選終わる

川越市は年初めに市長選挙と市議補選が。つづいて1月末に戸田市議選が。3月12日には入間市議選、26日には富士見市議選。4月には飯能市議選、吉見町長選。5月はさいたま市長選。6月都議選。7月には三郷市議選、飯能市長選、10月鶴ヶ島、熊谷、ふじみ野と3市長選挙と選挙イヤーだ。

入間市ではトップは公明。公明党は1位4位6位7位と選挙は組織という強さを見せた。地域に根付いた奉仕活動をする青年会議所(通称JC)の理事長経験者が3名出馬。新人ながらも2位8位と健闘。東藤沢のい女性対決(年齢も51歳、46歳、学習院短大卒と現在慶応大学在学 政党は民進と保守系無所属)は民進の坂本氏が38票差で勝利。実父が元市議であった古仲氏だったが、実父斉藤、本人古仲で浸透が難しかったか?新人女性候補二名がともに当選し、新しい街並みで所沢に隣接する藤沢地区は女性の繊細な力でさらに磨きがかかるかもしれない。飯能に隣接する西武地区では現職3名(保守系無所属2名共産1名)に新人二名女性と男性(元女性)がからんでの戦い。この性同一性障がいの男性は民進党と連合のバックもつけて当選した。LGBTに対する世論も以前とはかわり、ダイバーシテイ(多様性)の一部ともとらえられていることもプラスとなったかもしれない。

22名の新議員には「公約実現」「市民への情報発信」を期待したい。




仰げば尊し 今日市内で中学校卒業式

川越市内の中学校の卒業式が15日挙行された。

川越第一中学校では過去に17000以上の卒業生を輩出。今年度も170名あまりの生徒を送り出した。

15歳の生徒たちは21世紀生まれ。卒業式も進化している。

40年前の卒業式では「蛍の光」「仰げば尊し」の斉唱が主流であったが、今は秩父の音楽の先生が作った「旅立ちの日に」がポピュラーとか。

小学校の卒業式のときに「蛍の光」を練習するにあたり「蛍雪」の意味を教えてくれた国語の先生、「仰げば尊し」の歌詞をよく理解するようにとタクトをふりながら指導でしてくれた音楽の先生など今でもその声のトーンまで思い出される。

梅の花冷えというよりも寒の戻りの今日の日に校門を巣立つ15歳たち。将来どんな気持ちで今日の日を振り返るか。いずれにしてもふるさとを想い、地域に貢献する大人になってほしい。




中院の桜と仏像彫刻 24日金から 川越中院

川越中院のしだれ桜は桜シーズンのプロローグとして川越人には心華やぐ樹木だ。

その中院のしだれ桜が一番きれいな季節に「大人の寺子屋仏像彫刻作品展」が開催される。

第10回となる中院文化講座の作品展。講師をつとめる義村幸さんは埼玉県警のOBで

その腕は現役の頃から磨かれていた。

創作者が想いをこめて彫った「ほとけさま」。18名の作家の作品が並ぶ。

しだれ桜と心を澄みきってくださる「ほとけさま」に会いに。

日時 3月24日(金)から26日(日)午前10時から17時まで

会場 天台宗別格本山 中院本堂

 




川越市内4つのロータリークラブが植樹 新斎場

川越市内の川越ロータリークラブ(石井照典会長)川越小江戸ロータリークラブ(山本庄一会長)川越西ロータリークラブ(田村宏会長)川越中央ロータリークラブ(福島静雄会長)が協働して新斎場にしだれ桜を植樹した。

しだれ桜、桜の時期には、つつましく故人をしのび、新緑の季節には遺族に風を送るに違いない。

千の風になる故人を見守る記念植樹である。




埼玉県警でも就労体験(インターンシップ)

どこの企業でも優秀な人材はほしいし、学生たちも「自分の仕事」を見極めたい。

インターンシップ(就労体験)は日に日に浸透しつつある。

埼玉県警でもいわゆる白バイ・パトカーを中心とした仕事である交通機動隊、110番通報を受ける側である通信指令課が就職活動中の学生・生徒向けにインターンシップを開催する。白バイに同乗、110番受理を模擬体験など臨場感たっぷりのインターンシップ。申込は県警採用センター(0120・373・514)。県警ホームページから。埼玉県警

日時 25日 高速隊 26日 交通機動隊 30日 通信指令課

時間 午後から3~4時間程度

対象 2018年3月卒業見込の現在大学3年生、高校2年生 男女

定員を超えたら抽選 申し込みは17日まで。




震災を忘れない あなたは何を?

未曾有の大災害となった東日本大震災から6年。

春まだ浅き風の冷たい中で「あの日」を思った。

お彼岸前のお墓掃除をするために入間市を通過。昨日は市議選挙の最終日だった。3月11日、14時46分。宣伝カーをとめて、候補者、揃いのジャンパーを着た候補者を応援する人、が頭をたれていた。

「常に心を寄せる姿」。有権者ではないが、その真摯な姿に胸を打たれた。昨年は東北であの日を迎えた。大きなサイレンが鳴り、すべての人が動きを止め太平洋側を向いて「黙とう」していた。

日本人の美しい心。今年は政治に取り組む人から感じた。どこかの街の議場で眠る議員がいると聞いたここ数日、「入間の未来は明るい」と入間市民をうらやんだ。




今日はひなまつり

今日3月3日はひなまつり。自分のお雛様は手入れが悪く、もう飾れない。

うちには4匹のメス猫がいる。平成13年冬にやってきたアメリカンショートヘアのマリアに、亡くなった母が川越アトレでかわいいお雛様を買ってくれた。毎年そのお雛様を飾る。

お内裏様とお雛様。お内裏様が向かって右に鎮座する京雛(伝統飾り?)。お内裏様が向かって左に鎮座する関東雛(国際儀礼?)と呼ばれている。

川越は伝統あるあきんどの街。川越の経済が江戸の経済を動かしていた時代もある。豪商という商家をはじめ何百年もつづくお宅も現存する。お雛様も先代、先々代とつながって歴史があり、飾られたお道具の一つ一つにお嫁入りした婚家、女の子が生まれればお里からお雛様が贈られた。(現在は両家からという形になりつつある)。またお嫁入りにあたっては身代わり雛と一緒に輿入れ。お雛様がお嫁さんにふりかかる災禍を身代わりに背負ってくれるという意味合いらしい。

蚕文化が浸透していた川越地方では月遅れ、4月3日にひなまつりをしていたという時代があった。すべての行事はお蚕様優先だった。現在ではその蚕文化、お盆の時期に残っているぐらいで、だいぶ少なくなったと聞く。

昨年お嫁さんを迎えたお宅には、新しいお雛様が百年以上の歴史を感じるお雛様と並んでいる。凛としたお内裏様とすましたお姿のおひなさま、こまごましたお道具にその時代背景と親の愛情を感じつつ、今年も女性のおまつり、ひなまつりは賑やかに過ぎていく。




公人と私人

大阪の森友学園問題。安倍総理夫人の昭恵さんが名誉校長であったこと、国有地である土地の取得方法に法外な額の値引きがあったことなどから端を発し、日に日に大きな問題になりつつある。

昭恵さんは「公人」なのか「私人」なのか。コメンテーターがしたり顔で語っているが、総理夫人はファーストレデイ、「公人」のくくりではないか?

そして川越市。「公人」「私人」の見解の相違から議会が荒れている??

川合善明市長を自分のブログで批判した小林薫議員を、個人(私人?)として川合善明氏が告訴したとかしないとか。

首長が一議員を告訴していかがなものか?個人(私人)川合善明としては当然のことではないか?などなど。

川越市議会、議会運営委員会は各会派の代表が議会運営について話し合う場、合議制だ。共産党議員からも言論封鎖ではないかという問題視する声があがったりして、結局、1週間議会が空転してしまった。

本来ならば川合市長、三期目の当選後の初議会。30名の議員が川合市長支持で再選された華々しいスタートとなるべき3月議会。さらに議案質疑、一般質問、日程はぎっしりだ。「公人」の市長、議員によって、円滑な議会運営を願う市民の声が多いことは確かだ。