メダリスト羽賀に続け!笹田道場(川越岸町)の選手大活躍

川越市岸町光武館・笹田道場の今年最後の公式試合が埼玉の東の玄関口、三郷市で20チーム参加で行われた。

笹田道場といえばリオ五輪柔道100キロ級で銅メダルを獲得した羽賀龍之介選手が5歳の時初めて柔道の畳を踏み、柔の心を学んだ思い出深い場所。(道場主笹田裕先生の記事は当サイト8月21日号に掲載。)

羽賀選手のメダル獲得は稽古に励む選手たちにも強いカンフル剤となり、今回の公式試合でも笹田先生の檄が飛ぶ中、心・技・体のバランス力でよい結果が生まれた。

第30回三郷市スポーツ少年団近隣少年柔道交流大会

小学生団体戦 (試合編成・先鋒2年生、次鋒3年生、中堅4年生、副将5年生、大将6年生)では見事3対1で優勝。

個人戦 優勝 2年生の部 佐々木二葉さん、6年生の部 末永新大君

3位入賞 3年生の部 船橋蔵乃介君 6年生の部 三田健人君

敢闘賞 5年生の部 崎山せりかさん

笹田道場は今年、団体戦の試合に6回出場した。笹田先生は「今年の締めくくり最後の戦いとなった今大会。子供たちが団体戦の優勝を経験できたことは非常にうれしい。終わりよければすべてよし。羽賀選手の銅メダル、今年は素晴らしい年になった。子供たちには次につながる稽古に励み、さらに高みをめざす選手に育ってほしい」と語った。

 




都市景観シンポジウムとデザイン賞ポイント賞表彰 

かわごえ都市景観表彰は平成2年から隔年にわたって行われて今年で14回目。

専門家に加えて、市民もまちかど審査員になって投票、都市景観デザイン賞、3点、都市景観ポイント賞3点が表彰された。

川越市の都市景観は、無電柱化された蔵造りのまちなみから、平成元年都市景観条例が制定され市民とともに形成されてきた。平成11年に伝統建造物群保存地区の決定、平成23年川越市歴史的風致維持向上計画の策定など、市と市民の協働、市民生活の中に文化を支える力が醸成され全国から注目されてきた。

このたびの表彰も歴史がいきづくまちなみの中に調和し、新しい文化を創る作品が表彰となった。

都市景観デザイン賞 「鍛冶屋横丁再生の連鎖・金大幸町店舗住宅 幸町1-5」

「風鈴の音と共に溶け込む・氷川神社参集殿及びバス停 宮下町1-8-9」

「伝統への提案・宮下町の町家 宮下町2-2-16」

都市景観ポイント賞 「街道景観を健やかに牽引・くるみ歯科・小児歯科 中福394-1」

「記憶をつなぐ絶妙なちょい足し・連雀町炭火やきとりもとはし本店 連雀町7-2」

「深まる絆ここに・菓子屋横丁防犯灯 元町二丁目」

このあと「川越の景観を考える~これまでとこれから、そして川越百景~」と題しパネルデイスカッションが行われた。スピーカーは可児一男さん(川越街並み委員会委員長)加藤忠正さん(小江戸川越観光協会専務理事)倉田直道さん(工学院大学名誉教授)岩堀みどりさん(都市景観表彰審査部会委員)。それぞれの立場で景観への取り組みの実践と今後の提言をされた。

川越百景は コースごとにまとめられており、市民としては一家に一冊は保存したいもの。ウオーキングブームが日本中に巻き起こっている今、ウオークコースは必見だ。詳しくは川越市都市景観課まで。電話049-224-5961




歳末迫り 不審者要注意 川越署より

本日29日お昼、12時15分頃 仙波2丁目地内でアジア系外国人風の男が事故を起こした自転車を放置し、逃走中。

歳末は危険が増す季節。在宅時にも玄関、窓には施錠も。玄関のドアチェーン、U字ロックは簡単にロック解除可能。施錠が肝心。




山根りゅうじ氏出馬とりやめ 川越市長選挙

川越をガラッと変えるというスローガンのもと政治活動を展開し、来年1月15日告示の川越市長選挙に準備をすすめていた元参議院議員 外務副大臣の山根隆治氏が健康上の理由により出馬を断念した。

8万件、9万件と一軒一軒足で歩き、自分の主張を述べてきた山根氏だ、無念であろう。

これにより川合よしあき現職市長が唯一の候補であるが、共産党の動きもあり、また現職県議渋谷實氏の去就も注目されている。しかし、自民党埼玉県連から現職の川合よしあき氏は推薦されている。渋谷氏は自民党川越支部の支部長、自ら推薦を出す立場で、対抗するということは党紀に触れる可能性もある。離党、出馬なのか、今川越は前哨戦まっただなかだ。

あわせて欠員の生じた川越市議会補欠選挙。いちはやく親子行脚で市内を歩く栗原みつはる氏。栗原みつはる氏は長い間市自治連合会の会長を務める栗原博司氏の子息だ。その他共産党など3~4名の動きも。立候補者数46名という選ぶこと自体が難しい本選挙と違い、候補者を選ぶ基準が明白でこちらも注目したい。中核都市35万都市川越。風格のあるまちづくりのリーダー・市長と一翼を担う議員の選挙だ。賢く選んでいきたいものだ。

伊勢谷 珠子




着眼、構成、アピール力競う 少年の主張 坂戸で

すべてのこども、若者の健やかな成長と活躍できる社会を目指して11月は内閣府が「子供、若者育成支援月間」と定め、埼玉県では「いじめ撲滅強調月間」に制定している。

26日午後1時から坂戸市勝呂公民館多目的ホールで平成28年度少年の主張大会が行われた。小学生の部430名、中学生の部2309名、高校生・一般の部861名合わせて3600名が応募。選抜された小学生5名、中学生5名、高校生・一般の部4名が演壇で自分の思いを述べた。

家族のこと、家庭でのひとこま、ボランテイア、介護、障がい、などをテーマにした主張。

なかでも、浅羽野中学二年生の野口智史君は父親が倒れたことでさらに家族の絆が深まったこと。父親の看病と祖父母の介護というトリプル看護の母親の家事を減らそうと男の子三兄弟で工夫したこと。今年起きた痛ましい少年犯罪や社会的弱者を襲った事件などを取り上げ、「命」の大切さを訴えた。「家族とつながった大切な命」という野口君の表現は一流のコピーライター顔負けだった。

着眼点、構成力、そして自然体でのアピール力、表現力が競われた大会、レベルも高く、日本の未来は明るい!と感じた午後でもあった。

 




京都老舗 井筒八つ橋 津田純一氏 川越で講演   

京都の老舗の一つ、(株)井筒八つ橋本舗 代表取締役会長・津田純一氏が ウエスタ川越で講演した。

これは川越倫理法人会、狭山倫理法人会、所沢倫理法人会共催事業。 津田氏は井筒八つ橋を持参。八つ橋の名前の由縁、八橋検校を偲んでお琴の形から菓子の原型が生まれたことなど90分間絶妙なトークで会場を沸かせた。 津田氏講演要旨 「会社を長続きさせる秘訣」などはない。強いていえば、志と理念の継承しかないと思う。会社の寿命は23.5年。30年が会社の寿命と言われている。立派な建物を作っても中身がしっかりしないとだめ。形あるものはメンテナンスをしないとダメ。組織もそうだ。井筒八つ橋が会社として存続しているのは神様から選ばれていると感謝をしている。 「おもてなし」の言葉は「もってなす」茶道の流れ。亭主自らがお客様をもてなすという意味。 井筒の心、家訓は「利益より永続」。企業は人で成り立っている。①人が第一②信じること③ウソをつかないこと。利益を目的にしてはいけない、それを目的にした時点でその企業は衰退、崩落していく。

時代やお客様のニーズにあうものは変える。また変えない信念も大切。100年企業は世界の8割が日本の企業。 一子相伝は京都の常識。現在の社長は子どもではない、他企業からのヘッドハンテング。これは珍しい例として地元マスコミに掲載された。勇気ある決断、判断ということで。勇気をもってチャレンジするのは私の姿勢でもある。企業として品質を上げることは当たり前。また利益は、①お客様に還元し、②社員に還元し、③会社のために留保し、④役員に還元し、そしてはじめて⑤株主に還元する。弊社の行動規範はオアシス。オはようはこちらから(挨拶はこちらから)。アりがとうと言われるように、言うように。シあわせはみんなで分け合おう。スみませんは潔く。ということ。

サービスは世代や時代に応えるものと考える。 お菓子の果たす役割は大きい。お菓子はうれしい時、楽しい時、寂しい時、悲しい時、に人々に寄り添う。お菓子の果たす役割は大きい。

下の写真は 八橋検校由来の筝形の八つ橋。 お菓子の町でもある川越市にとっても有意義な講演だった。 %e5%86%99%e7%9c%9f-2




1800人を超える市民が激励 川合市長市政報告

川合市長市政報告大会が20日午後7時からウエスタ川越大ホールで行われた。

来賓は上田知事、山口泰明自民党組織運動本部長(埼玉10区選出代議士)地元の小宮山泰子代議士、神山佐市代議士、参議院からは参議院自民党幹事長代行関口昌一氏、古川俊治氏、公明党埼玉県本部代表・西田実仁が出席した。県議会からは福永信之氏(公明党埼玉県本部副代表)、中野英幸氏(自民党)。市議団は党派を超えた26名。応援する団体を代表して41名の代表が壇上に並んだ。 「正義」「緻密」「愚直」など川合よしあき氏を評する言葉が並び、川合市長も3選に向けて固く、熱い決意を述べた。 1800名分の準備された資料はなくなり、席に座れずあふれた人々でホワイエもいっぱいとなった。

山口たいめい代議士が「35万人都市、この会場には1800名。人口比を考えると油断はできないのだ!」と檄を飛ばした挨拶となったが、まさにその通り。小池都知事誕生、トランプアメリカ大統領誕生、その時々の「ムーブメント」があるかないかで選挙の勝敗が決まる風潮があるということを考え、まだまだ混沌とした市長選挙であることは否めない。 img_3704




明日26日午後7時 TBSに元埼玉県警警視 大沢良州氏出演

職業の秘密を「ぶっちゃける」ことで人気の番組。「ジョブチューン~あの職業の秘密ぶっちゃけます!」が明日26日(土)7時から放映される。

埼玉県警刑事部の大沢氏、すでに数回出演し、テレビドラマとは違う真の刑事の姿、リアルな警察社会の常識を語っている。刑事ドラマのウソ、ホント。過去に出演した俳優佐藤浩市さん、西島秀俊さんも絶句する場面も。

大沢氏は本庄保険金殺人事件をはじめ、多くの難事件の捜査を前線で指揮する立場にあり、今回の出演も注目したい。

 

 

 




陶芸家加藤幸兵衛氏 テレビ東京で放映 26日16時から

川越丸広での個展も好評だった陶芸家加藤幸兵衛氏。弊社サイトでも9月8日に紹介した。

加藤氏はラスター彩発祥の地、イランで途絶えた技術を復活させるために心血を注いできた。その技術を日本で磨き、イランへ里帰りさせようという夢を実現へ、加藤氏のチャレンジが続いている。加藤氏は現地イランの陶芸家を日本に招聘。これらの道のりをテレビ東京が「虹を追う男たち」と題しドキュメンタリー番組として放映する。

11月26日 テレビ東京 16時からの放映だ。

 




彩の国のネーミングはダサイタマを変えました 14日は県民の日

14日は埼玉県民の日。13日には第二回さいたま国際マラソンが開催されて、「埼玉ウイーク」ともいえる。

さいたま国際マラソンで抜群の人気は吉田香織選手。坂戸市出身川越女子高卒業。中学高校と平日の朝夕に休みの日でも坂戸の高麗川沿いに練習する姿が坂戸市民には知られていて、「香織ちゃん」のマラソンの活躍は市民の希望でもあった。昨年の同大会では堂々の日本人1位。今年の夏の北海道マラソンでは優勝。今回も大きな期待を背負っての出場となった。市民ランナーと吉田選手がスライドする場面では、拍手で、ガッツポーズで、声援でパワーを送ったことは、さすが地元「吉田選手」の存在感ならでは。

結果として、日本人二位という結果となったが、風に向かって走る吉田選手の雄姿は人々の心に響いた。

さいたま国際マラソンではさいたまアリーナ、大宮氷川神社参道、埼玉スタジアム2002、中山道、県民にとってなじみのある風景が映像に流れる。吉田香織選手が奥武蔵グリーンラインで山道、アップダウンに対応できる練習をしたとアナウンサーが伝えた。奥武蔵グリーンラインは埼玉県の毛呂山から飯能、横瀬を通って秩父へ、外秩父の尾根を走る林道。懐かしい場所だ。遠足、ドライブ、はるかに見える東京の灯り、素晴らしいロケーションは飯能市民にとって誇りの場所。吉田選手とさいたま国際マラソンによって記憶が呼び起こされて懐かしかった。

アナウンサーはさらに「埼玉県の語源はさきみたま。幸福を民に与える」と続ける。

首都圏に近過ぎることもあって、「埼玉はダサイタマ」とよばれた時もあった。しかし、その後、故土屋義彦知事が「彩り豊かな多様性こそ、郷土に即した理想の姿」と「彩の国」と名付けてから「ダサイタマ」というイメージは変わった。

さいたま国際マラソンをTV観戦しながら、時の流れと埼玉に生まれ育ったことを誇りに感じた。