今日明日 川越百万灯 30日14時20分は打ち水風情

30日31日と提灯が川越の夜を彩る「川越百万灯夏まつり」が開催される。

30日は埼玉県警音楽隊、カラーガード隊、川越女子高カラーガード隊の演奏、午後三時からの開会式にはじまり、ダンスパフォーマンス、みこしパレード、佐渡おけさ。31日は時代行列、浴衣まつりや越中おわら節。たくさんのイベントが目白押しだ。

おまつりに先立って川越市内4ロータリークラブ(国際ロータリー第2570地区 川越ロータリークラブ、川越小江戸ロータリークラブ、川越西ロータリークラブ、川越中央ロータリークラブ)主催による第11回小江戸川越打ち水風情が埼玉りそな銀行川越支店近くの特設ステージで行われる。

地球温暖化にストップ、また多くの市民に夏の風情を味わってほしいという会員の願いからスタートを切って11年目。4ロータリークラブでは「観光都市に進化する川越市。国内はもちろん海外からの観光客のみなさんにも日本文化を発信し、2020東京五輪にむけて、おもてなしの一つになれば」と語っている。14時20分ちょうどにひしゃくからの水が蔵造りのまちなみをクールダウンする。




71年目の夏 女優の朗読であの日を考えよう ウエスタ川越

今年であの夏から71年目。今年のオバマ大統領の歴史的な広島訪問、献花、被爆者の方への抱擁、あの日の空も青かった。被爆された方々も高齢になった。

自分の身の回りでも東京大空襲の前に東京の中野から祖父の実家茨城鹿島へ疎開したときのこと、艦砲射撃、機銃掃射、B29の飛来、特攻隊の瞳の輝きなど、詳らかに語ってくれた祖父母、母ももういない。

だからこそ、今のわたしたちは、このあとの日本の行く末を考え、平和の実現を目指さなければならない。また、平和への祈りをつないでいかなければならない。

あの日のことを多くの人に伝えたい。「女優たちによる朗読・夏の雲は忘れない」が13日ウエスタ川越で上演される。

出演者は岩本多代、大橋芳枝、大原ますみ、川口敦子、日色ともゑ、柳川慶子、地元有志5名(公募)

14時開演。大人2000円当日は500円増、小・中・高1000円。主催NPO法人PEACEやまぶき(049-265-4631)。後援川越市、川越市教育委員会(公財)川越市施設管理公社。チケット販売は川越市やまぶき会館、川越西文化会館、川越南文化会館、ウエスタ川越、川越福祉の店で




梅雨明け さあ何からはじめますか?

 

関東甲信地方の梅雨明けが報道された。どんより雲の日々が続いて、暑さはやわらいでいるものの心の躍動感がいまひとつだったのは梅雨明けという言葉がなかったから。

梅雨が明けて、何からはじめるか?

海へ、山へ、花火大会、BBQなどイベントは目白押しだ。

川越氷川神社では人気の「縁結び風鈴」が音を競いあいながら夏の風情を演出。

むすびCAFEでは、夏らしいスイーツが楽しめる(17時半ラストオーダー)。

そして、竹毬風鈴オブジェ、天ノ川ノ願イゴトの照明はなかなかロマンチックだ。

夕暮れから宵にかけての氷川様、ポケモンGOで液晶を見つめることはいつでもできるから

風、音、闇、光、を大切な人と楽しむことは「川越の粋」だ。

今川越市中を走る西武ハイヤーの車体には「縁結び風鈴の」アドが。

蔵のまち口(本川越東口)から西武ハイヤーで片道定額800円実施中。(8月31日まで9時から21時まで)

 

 




夏休みの自由研究 三富今昔村で

埼玉県初、民間事業者初の「体験機会の場」三富今昔村。

自然豊かな里山で自由研究をする、親子の絆を深める絶好のチャンスだ。

対象は小学生1年生から6年生まで。雨天決行。

Aプラン 8月3日(水) 一人5000円 深緑のくぬぎの森で燻製、パン焼き教室自由工作、昆虫採集。

Bプラン 8月9日(火) 一人5000円 ミニSLとアスレチック。水中探検とパン、ピザ焼き。

Cプラン 8月23日(火)一人5000円 多聞院で三富の歴史を学ぶ。そば打ちと地野菜収穫。

送迎バス ふじみ野駅から有。

詳しくは三富今昔村事務局 049-259-6565まで 締め切りは7月末。




明日28日テレビ東京カンブリア宮殿で放映 石坂産業 石坂社長(三芳町)

まさに輝く女性の代表旗手。三芳町の石坂産業株式会社代表取締役 石坂典子氏が 28日放映テレビ東京「カンブリア宮殿」に登場する。

作家村上龍氏がMCをつとめ、2006年から放送をスタートさせた「カンブリア宮殿」。旬の経済人をとりあげ、村上龍氏の独特で冷静な客観的な視点で番組が進んでいく経済トーク番組。

石坂社長は昨日行われた公益社団法人川越法人会オープンセミナーで「自然と地域の共生~100年先の企業づくり」をテーマに講演した(後日詳報)。石坂氏は2002年父親からうけついだ産廃会社を企業変革によって見事な環境産業へと発展させた。今では世界から、全国から、多くの見学者を迎える企業だ。

経済産業省、文部科学省などからも表彰され、石坂社長自身、団体、行政、学校など講演依頼も殺到中であり「日経woman of the year2016」にも選ばれた。28日の放映も楽しみだ。




都知事選を見る 新宿駅西口で

熱狂的な歓声があがる。新宿西口。「都知事候補?」小池か鳥越か増田か?

歓声は幸福実現党の七海候補にむけてのものだった。

宣伝カーには、都知事候補街頭立ち合い演説会とある。??

企画したのは「生涯百年時代のフロントランナー・山口敏夫候補75才」。山口氏は「都知事選挙は主要3候補へのメデイア露出ばかり。必ず3候補を映像音声で紹介したあと都知事選にはこのほか18名の方が立候補されています。とコメントだ。それではあまりにもと思い、この場所で各候補一同に会する立ち合い演説会を企画した」という。

中選挙区時代埼玉2区(所沢、川越、大井、三芳、富士見、上福岡、川越、比企郡、入間郡、飯能、名栗、東松山、坂戸、鶴ヶ島)選出10回当選した元労働大臣、政界の牛若丸と異名をとった山口氏だ。新自由クラブを立ち上げたり、政界のニューリーダーといえば必ず名前があがり、埼玉二区だけではなく、全国からの期待度が高かった人。信用組合疑獄にからんで、政界を去ったが、今回の都知事選挙に久々の山口流で参戦だ。

配布している法定ビラには「森喜朗、増田寛也へ尋問の筋これあり」と。2020東京五輪への疑惑などが書かれている。(奇しくも26日の番組では森喜朗東京五輪組織委員長が東京五輪を知事選の政争の具にしてほしくない。見積もりが甘かっただけで、適正な金額を予算化していると放送されていたが)そして、宣伝カー上には続々と候補者が登壇していく。山口氏の登壇を待ち、山口氏の演説を聴いた。マイク音量、音圧、演説の展開が巧みだ。そばにいた60才台の男性が「さすがだな。」と言う。難しいことを言えばよかれと思ったり、意味不明に絶叫してしまったりする政治家が増えてきた中、鍛え方が違う山口氏。そんな中、宣伝カーに上る小池百合子候補を発見。

小池氏の姿を確認した観衆からはさらなる拍手が巻き起こった。小池氏は「私の政治の師匠である山口先生からお声がかかりまいりました」と百合子スマイルでマイクを握る。さらに「山口先生と一緒に新しい都政を作り、2020東京オリンピックをよりよい方向に、そして大成功させましょう」とボルテージを上げた。山口氏も「小池さんは度胸も愛嬌もある人。みなさんよろしくね」と応えた。山口陣営の関係者によると埼玉からの応援団が日々足を運び、ビラまきなどのボランテイアをしてくれているという。新宿駅西口に陣取り、最終日まで16時から20時まで山口氏が登壇するそうだ。

17日間の都知事選挙もあと四日。首都決戦は3日もあれば流れも変わるという。どんな結果になるのか神のみぞ知ることだが、きちんと任期をつとめあげる知事誕生を願うばかりである。




ポケモンGO 川越でも熱中

ポケモンGOの社会現象はまさに狂騒曲となった。

川越駅西口デッキでも大勢の人が背中丸めてスマホ画面に熱中。22日に配信以来三日間、すでに警察に検挙された人70名以上、交通事故は30件以上と報道されている。

昨日川越駅西口でであった知人は「一億総活躍ならぬ一億総白痴化だよ」と。その風景を見てつぶやいた。

ゲームとしては大変興味深いものだし、はまる気持ちも理解できる。が、しかし、深夜から明け方までポケモンを探す公園の人々。この人たちはいったいお仕事は?とか考えてしまう。

日が昇ってから日没まで、一分一分を大切に仕事に精を出すことは素晴らしいことだと思う。また余暇を利用して自分の好きなことに没頭することも生きがいにつながる。それが例えば国内外の旅であったり、釣りであったり、ピアノを弾くことであったり、麻雀、ゴルフ、競馬に読書、カラオケ、ウオーキングなどなど。

その余暇の楽しみの一つにポケモンGOをすることは自由だ。しかし、夜も日も明けないというのはいかがなものか。

私事となるが、思い出すとわが家の親は小さいころから本当に「読書」を推奨していた。幼稚園のころはアンデルセン童話、イソップ物語、小学校にはいると「偉人伝」「シートン動物記」「江戸川乱歩」など。中学にはいると夏目漱石「吾輩は猫である」と「車輪の下」をすすめられた。当時百恵友和コンビが一世を風靡し、映画化された作品を読むというくせもついて、川端康成、三島由紀夫に傾倒していった。それから受験生の時は読書を封印をもしたが、今でもなお、活字はいつもそばにある。

ふりかえってみて、読書の歴史は自分の血や肉となって、これは付け焼刃的な人にくらべると絶対の自信にもつながり、読書で得た知識のほか、「集中力」「洞察力」「想像力でも創造力でも」いろんな力を与えてくれた。また「情操教育」のありがたさを今さらながら親に感謝だ。

さてポケモンGO。いろんな力を湧き出させるツールの一つであることは確か。しかし、必要なことは「バランス」ということか。

伊勢谷 珠子




富士見市長選はじまる 新人一騎打ち 

前県議星野光弘氏と前市議瀬戸口幸子氏の戦いとなった富士見市長選挙。

市長選挙に先立ち行われた県議会議員補欠選挙は自民公明VS民進共産というよりも選挙慣れ!?選挙上手の金子勝氏が吉野きんぞう氏より、まさに一枚うわて。金子氏の圧勝となった。

星野光弘氏(自民推薦)市議3期、県議2期。県議会では文教常任委員長などの要職もつとめた。対する瀬戸口幸子氏は(共産党推薦)市議4期。

かつて所沢市長、越生町長が女性であったが、現在県内の首長は長瀞の町長のみ。そういったことから女性市長待望論もあるもののあまりに政党色が強いと首長選挙は戦いにくい。

中野清氏の著した本の中には「組織は99%トップで決まる」とあった。一昨日24日更新した当サイト「BBQくらかけ清流の郷」の記事でも紹介したが東松山市の事例もそうだ。森田光一氏の掲げる「東松山元気創造計画」も着実に花開き果実となっている。トップの手腕によって、まちは前進するか、停滞するか、後退するか、目に見える形で市民には伝わってくるものだ。@@市長になっても何も変わらないというのは「停滞」「後退」の証左だ。

リーダーシップとは?という設問に、ひとはどう反応するか。以前にも書いたかもしれないがナポレオンいわく「リーダーとは幸せを配る人」。

リーダーシップの定義は「太陽に負けない明るさで未来に希望を持てることを示し、実行できる人」と思うが、富士見市民の選択はいかに。

 

 




おしゃれなBBQ 東松山 くらかけ清流の郷

今年東松山にオープンした「くらかけ清流の郷」。

予約エリア、火気厳禁エリア、自由エリアと整然とされているのもうれしいが、広い比企の空と清流が日ごろの疲れをリフレッシュしてくれる。

「手ぶらでバーベキュー」というのも一つのウリ。事前に東松山観光協会に事前予約すれば、何も持たずにバーベキューが楽しめる。なかなか梅雨が明けない関東地方であるが、梅雨明けから里に紅葉が降りてくる季節までバーベキューは旬だ。関越インターから車で10分以内で、この美しい自然の中でのバーベキューはなかなかのものだ・

自由エリアのトイレのそばには国際ロータリー第2570地区、東松山むさしロータリークラブ寄贈の時計もある。楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう。この時計はくらかけ清流の郷の人生ドラマを今後見守っていくことだろう。またこの場所には東松山市の観光マップも掲示され、「次はどこにいこうか」という気持ちになる。

埼玉県は川の国である。県土面積に占める川の割合は3.9%。これは日本一の広さだ。それにともない、埼玉県は「川の再生事業」を平成19年に基本方針策定をし、平成20年から23年は「水辺再生プラン」へ、そのプランは進化し、平成24年からは「川のまるごと再生プロジェクト」として進んでいる。今回の都幾川鞍掛橋周辺整備はこのプロジェクトで実行実現されたものだ。

東松山市長森田光一氏は埼玉県議出身である。県議として県の事業を熟知し、それを首長として活用していく、成功事例を進めている。これこそ範たるリーダーの姿だ。これからも東松山の飛躍に注視していきたい。

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伊勢谷 珠子




聴く力

首都決戦、東京都知事選挙もラストサンデー(24日)。この一週間は各陣営ラストスパートに必死だ。

鳥越、小池先行、追う増田というのが前半。今日の報道では小池、増田拮抗、追う鳥越と。

埼玉県民としても、猪瀬、舛添というあっけない幕切れ、任期途中での辞任などは見たくない。

さて、政策がないともいわれる鳥越氏はジャーナリスト魂でもある「聴く力」があるとアピールしていた。

先日 川越市から全国へアピールする企業でもある「聞き流すだけで英語が上達」でおなじみの「スピードラーニング」を開発販売している株式会社エスプリラインの相談役・大谷稔さんの話を聞く機会を得た。

大谷さんは「聞き流すのは英語だけ。聴くことが大事であることは仕事でも家庭でも同じこと。聴く力がないと人の心をつかむことはなかなかできないのものだ。自分でも意識的に聴く気持ちを大切にしたら心の友が増えたのだ。人間関係を醸成するには「聴く力」。しかも深く聴くことが大切なのだ。」と持論を展開した。

「聴く力」は、人間ができていないとなかなか難しい。というのは人間、歳を重ねて、経験を積むと自分の知識を過信してしまい、またその知識をひけらかしたくなるものだ。饒舌になってしまうことも然りだ。しかし、「まずは聴いてみる」そして、考察したり、反省したりする。人の話に耳を貸さない人はそれまでなのだ。伸びしろはない。

そんなことを考えながら、自分におきかえ、日々精進とも思う。

伊勢谷 珠子