コバトン健康メニュー弁当 ヤオコーで販売

「いのち百彩彩の国」健康長寿埼玉プロジェクト推奨・埼玉県コバトン健康メニュー弁当を試した。

食塩使用量3グラム未満、野菜使用量120グラム以上。お米は十六穀米を使用。カロリーは500カロリー、値段も498円税別。お財布に体に、やさしいものだ。種類はチンジャロース、バジルチキンと焼野菜を二つ購入。(ヤオコー川越西口店のみ販売)野菜の量が本当に多い。野菜の切り方も食感を生かすゴロゴロ仕様。食塩の不足をスパイスなどでカバー。お弁当のカバーにはトキモシール。前身が青果店の「ヤオコー」の野菜力満載の健康弁当。お正月太り解消にもごきげん弁当だ。




第20回小江戸サミット開催 ウエスタで

第20回小江戸サミットが30日午後二時より開催された。

川越・栃木・香取(佐原と合併)の3市の市長、商工会議所会頭、また各市の市民が一同に会し、交流を深めた。

開催市の市長、川合善明市長は「舟運によって江戸との交流を深めたことが小江戸のキーワード。今日は江戸文化をあらためて、深く知るチャンスとしてほしい」とあいさつした。

浅草芸者衆四名によるお正月用のいでたち「出の衣装」での唄と踊り、いまや希少価値となった伝統芸・幇間芸を櫻川七好師匠がサミットを彩った。櫻川師匠の芸におつきあいした川合市長。18歳の女の子88歳のおばあちゃまを師匠が演じ、妙見様にお祈りをする設定。川合市長も櫻川師匠に負けない18歳が鳴らす鈴の音、88歳が鳴らす鈴の音を繊細な技で披露。会場からその心配りに大きな拍手が沸いた。

そのあと日本橋から榮太郎総本舗・相談役細田安兵衛氏による講演(詳細は後日配信)、各市のアトラクションの競演で(川越からは川越鳶組合による木遣り)で盛会裡におひらきとなった。

花街。はなまち。当日の司会者はかがいと紹介。「浅草のかがいは観音様の北側に位置し。。。」ピンとこなかった。しかし、かがいで変換すると花街が・・。少し伝統が薄れているのか。「花街の母」が「かがいのはは」では風情がないと思うのは人間が旧いのだろうか。

伊勢谷珠子

 

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おもてなし考

東京五輪招致に滝川クリステルさんが「お・も・て・な・し」という発信をしてから「おもてなし」は観光都市のキーワードとなった。東京五輪まであと4年。今年のリオ五輪が終わればネクスト五輪は東京になる。ゴルフ競技開催地の川越もさまざまな角度から「おもてなし」についての考察がされている。

所用で秋田に行った。秋田駅の平日金曜日の昼。三味線と民謡の音色が駅構内を席巻していた。ビジネスマンも観光客も足をとめていた。民謡歌手は振袖、三味線は紋付羽織で正装。民謡にあわせて踊り手も。「東北みちのくに来た」という思いをそのシーンが一層強くした。お昼時なので、駅弁を購入。民謡にさそわれて「おばこ弁当」を迷わずセレクト。駅弁屋さんに「なんとも風情がありますね」と声をかけると「秋田らしさを目と耳と心で感じてほしいという気持ちで市と商工会議所さんが始めたんですよ。おもてなし民謡です」。駅弁屋のおばちゃんまでもが「おもてなし大使」だ。

心から「スゴイ」と思った。ふるさとをPRし、お客様をよびこもうという官民一体感。こういう気持ちになるには時間という醸成が必要だ。東京五輪まで4年。実は時間がないのだ。川越市の大きな一歩を期待したいところだ。

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甘利大臣の辞任 

先週から「政治とカネ」の問題で矢面にたっていた今夕28日、甘利明大臣が辞任した。

安倍総理は「職責を果たしてほしい」と国会壇上でも述べており、「またか」という思いが強かった。というのは何か問題が起きると「職責を果たすことが一番」という逃げ口上がまかりとおってきたからだ。こういう変な責任の取り方こそ、国民の政治離れを招いていたのではないか。

甘利大臣自身「アベノミクス」を推進する役割を担い、舌癌との闘病も克服し、国民からみればあるべきリーダーの姿を体現していた。その甘利大臣による「カネの疑惑」。甘利大臣の寄付金の処理は合法であるものの「アベノミクス」道半ば、地方までその効果が波及していない時期に「50万」「500万」という金銭感覚に庶民はそっぽを向く。参議院選挙目前、甘利大臣の去就は注目すべき事案だった。

甘利大臣が声をつまらせたとき、「私の政治家としての美学」といったとき、「辞任」という二文字を感じた。

政治家は「李下に冠を直さず」「瓜田にくつをいれず」。ひとたび「疑念」をもたれたら、潔い態度こそ、次への道が大きく拓けるものだ。地元事務所を任せた秘書の着服など、甘利大臣の監督責任もあるかもしれないが、この「辞任」によって、安倍政権の基盤が崩れることはないはず。

今後は「職責を果たすことこそが使命」などという陳腐なことを言う政治家が存在しないことを願う。

伊勢谷珠子




近くてうまいが埼玉産 直売所に注目

連日川越が放映されている「じゅん散歩」(テレビ朝日午前9時55分から)。昨日は高田純次さんが伊佐沼周辺を散歩。

この冬、伊佐沼に飛来したコハクチョウの撮影に成功した笠原啓一さん(勢〆酒店店主)と高田さんのトークが素晴らしかった。都心から近い川越・伊佐沼での野鳥の写真は高田さんの心を動かしていた。そして伊佐沼のJA直売所に足を運んだ高田さん。野菜たっぷりのジャンボかき揚げが100円ということにも感激。うどんを提供する「伊佐沼庵」はいつも混んでおり、「混んでいたらかき揚げ買って帰ろう」とひらめいた。

JAが取り組む「直売所」は年々進化している。坂戸在住の料理研究家も「野菜は直売所」と話す。「生産者が身近、新鮮、安全などいいことづくめ。おいしいものを作るとしたら材料から」とも。やはり着眼点が違う。

東松山でも森田光一市長の公約の一つである「農産物直売所」が昨年、秋にリニューアルオープン。その名も「いなほてらす」。ネーミングもおしゃれだ。「稲穂が人々に明るい未来を照らす、(テラス)」という願いから。東松山市は県指定「エコタウンプロジェクト」が推進中。その一環として、ときがわ町小川町の杉、ヒノキをふんだんに使った木の香り豊かな直売所でもある。広い売り場とフードコートも併設。JA埼玉中央東松山農産物直売所(いなほてらす)は3月まで9時から17時半まで営業。(住所 東松山市下青鳥714-1)

近くてうまい、安心安全、高品質な地元野菜が手に入る農産物直売所。足を運んでみよう。

浅間潤子

 




歴史と伝統 品格を重んじるまちづくり 川合市長市政報告会

改選まで一年。川合善明市長の市政報告会がウエスタ川越で26日開催された。

来賓の小宮山泰子衆議院議員、山口泰明衆議院議員(秘書)、神山佐市衆議院議員、関口昌一参議院議員、西田実仁参議院議員、大野元裕参議院議員、赤石清美参議院議員(秘書)、古川俊治参議院議員、行田邦子参議院議員、立原雅夫川越商工会議所会頭、関本幹雄川越医師会会長が登壇し、川合市政に対する期待感をこめてメッセージを送った。

このほか、福永信之県議会議員、中野英幸県議会議員、舟橋一浩前県議会議員が顔をみせ、現職市議は関口勇副議長をはじめ、新井喜一市議、矢部節市議、山木綾子市議、小野沢哲也市議、江田肇市議、小野沢康弘市議、大泉一夫市議、三上喜久蔵市議、高橋剛市議、中原秀文市議、桐野忠市議、中村文明市議、三浦邦彦市議、吉野郁恵市議、荻窪利充市議、小高浩行市議、田畑たき子市議、奥貫真紀市議、岸啓祐市議、吉敷賢一郎市議、海沼秀幸市議がずらり。

川合市長は「総合政策を四つの戦略と八つのプロジェクトで前へ進める。人口減少社会にいかに対応するかを主眼にする。人口が減り経済が縮小するなか、地方こそ力と考え地方創生をすすめる。川越で仕事ができるシステムも構築したい。川越ウエスタは産業文化の中心拠点に。本川越西口は今年二月オープン。本川越と川越市の移動が5分短縮される。新河岸駅橋上駅舎は平成29年竣工。川越駅西口の私有地は行政民間の連携で利活用をすすめる。川越産がアピールできる健康レストラン、織物市場跡をクリエーターが集まるものづくり長屋に。2020東京五輪にむけて、笠幡駅周辺整備、圏央道鶴ヶ島インターからのアクセス道路の整備、交差点の改良。県との連携でしっかりすすめる。小中学校の大規模改修など教育環境の整備、待機児童ゼロへの取り組み。市制施行100周年にむけて初雁球場を含む初雁公園のリニューアル。賑わいのある街川越、歴史と伝統と品格、落ち着きのある住んでみたい、ずっと住み続けたい川越のため、全力をつくす」と意欲満々。

このあと中野清元厚生労働大臣の発声で乾杯。新年会つづきの各種団体(商業、工業、農業、文化スポーツ)トップをはじめ、市内全域から500名を超える後援会会員の参加で、臨戦ムードの中、盛会裡におひらきとなった。

市内では山根隆治元参議院議員(民主党)が市長選準備という声もあがっている。しかし、小宮山代議士、大野参議院議員が出席した川合善明市政報告会、山根氏の話は??と考えられる。しかし、政治の世界は一寸先は闇であり、「昨日の敵は今日の友」でもあり、また「敵の敵は味方」でもある。ここ数か月川越市政から目が離せない。

 




男気のある社長は粋だった。 松本醤油 松本社長トークショー

川越ハウジングステージ(新宿町)で24日、松本醤油・松本公夫社長によるトークショーが開催された。先頃、NHKBSで「男気あふれる蔵の街」という番組でいの一番に紹介された松本社長。スーツで登場するも松本醤油の印半纏に袖を通して「これを着ないとおちつかない」と、冒頭より「粋」を醸し出した。松本社長は自らを醸造家と称し、まさに醸し出しすことはそのものズバリかとも思いながらトークショーに聞き入る。

長身で粋そのものの松本社長。江戸から小江戸に。その川越で粋に生きる姿勢は川越文化の一つだ。あきんどの町間川越。大店に御嬢さんが年頃になると、「いい婿さんを」と親は躍起となった。そういう意味で、川越には婿文化、養子文化も根付いている。テレビ以上に素敵な松本社長。意外だったのはお酒が下戸ということ。酒好きだったら、からだも壊し、松本家も安泰ではなかったとご本人笑っていたが・・・。

松本社長トークショー要旨

仲町にある松本醤油。旧市のどまんなかで800坪の土地を使っての商売。天保元年創業そのままだ。これは醸造界でも七不思議のひとつといわれている。昭和初期には全国で3000近くあった醤油製造会社はいまでは1000くらいに。都市化がすすむと、広い敷地はマンションや戸建てなどにかえて土地の有効活用をしたほうが良いと思う人がほとんど。なぜ、町の真ん中で場所をとって醤油醸造を続けるのか。それは「養子の意地」だ。

川越には横田五郎兵衛さんという豪商がいた。松本醤油も明治時代、横田家から醤油の営業権を含めて、譲ってもらった。(現りそな銀行川越支店、現山屋・ここは横田家迎賓館。みんな横田五郎兵衛さんが息づいている)。松本醤油は私、公夫で四代目。私、先代、先先代、と三代養子が続いている。養子だからこそ、「男気」がやしなわれた気もする。私には長男がおり、「これで松本も・・・」と言われてもいるが(笑)

松本醤油の製法は昔ながらのもので、最低一年かかる。1年仕上げが2割(濃い口しょうゆとして出荷)、再仕込みといわれる二年物が8割。「おいしいものを作る」が信条。天保時代の「仕込み蔵」。「この蔵を守る」という気持ちが一番強い。この中には酵母菌、乳酸菌がすみついている。その蔵には直径2.7メートル、高さ2メートルの大きさの桶が。桶一つから6000リットル、その桶が39本ある。機械化へと言われたときもあったが、あくまでも手作り、限定醸造にこだわっている。(蔵見学は平日は13時から。土日は13時14時15時。団体様も対応している)原料にもこだわる。埼玉県産、川越産でまかなっている。輸入ものは一切使わない。顔の見える方に依頼している。そのために農家を口説いているが農業後継者不足が頭の痛いところ。農家支援で毎月第1.第3の日曜日朝六時半から朝市を会社敷地内で開いてもいる。作ってもらえなくなったら、農業法人を立ち上げ、原料からつくる方法もありか・・とも思う。日本の農業を考えるとき、「自給率をあげる」ということが急務。それには土地の集積化が必要か。(松本社長は東京農業大学出身で観点が農業に対して優しい。奥様とも大学で知り合った)。

埼玉県は酒の出荷量が堂々の全国第4位。「川越に酒蔵がないのは・・・」「川越に地酒がないのは・・・」醸造家としてもいかんともしがたい。15年前に「地酒・鏡山」の復活に奔走した。酒造りは「水」。敷地内には井戸があり、これを使おうと考え、ローンの残っている自宅住居を壊して酒蔵をつくった。飯能の五十嵐酒造との連携で量を多くすると味が落ちるということにもこだわって「鏡山」を生産している。30代の杜氏ががんばっていることも今後楽しみだ。

川越というまちは旧いものを大事にしてしてきた。守ることが大切だし、この旧いものは簡単には、すぐには作れない。これこそが川越のよさであるとも思う。観光客も国際的になったとも思う。残念なのは1時間から2時間くらいしか観光客が川越に滞在しないこと。長時間観光客が滞在できる工夫が必要。一番街にもお店は増えているが、軽井沢で、鎌倉でみかけるお店もある。川越らしいオリジナリテイが感じられるお店が増えてほしい。川越らしい特長を生かして、川越は生き残るべき。川越でしかできないもの・・このことにもこだわっていきたい。

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見つけた芋スイーツ!新鮮!!

連日テレビでとりあげられる「川越」。今日も朝9時55分からはテレビ朝日「じゅん散歩」で川越のまちが放映される。今の時期は旬である「芋」をつかったスイーツが各店で腕を競って販売。 そんな中、先般も取材でお邪魔した石原町の「メープルリーフ」mapleleaf.favy.jp にぶらり。

家族で力を合わせて「メニュー開発」に知恵を絞っているが、新鮮な芋スイーツを発見。

「サツマイモとりんごのドイツ風焼き菓子」「芋のはいったチョコレートブラウニー」。

愛情がこもった焼き菓子というだけでも心がほっこり。

「さつまいもとりんごのドイツ風焼き菓子」にはオーナー溝井英一朗さんセレクトのメープルシロップをとろり。

ますます、風味があがる。溝井オーナーは「メープルシロップは免疫力を上げる効果の高い食品です。インフルエンザ流行の冬には力を発揮します。川越名産の芋とメープルの相性も抜群で母と二人でこの焼き菓子を考案しました。ぜひ、試してみてください」と。

このスイーツはドリンクセットで600円。新鮮創作芋スイーツと赤間川の澄んだ流れで身も心もすっきりほっこりできる時間を楽しみましょう。




ちちぶミクスその2 3大氷柱めぐり 今年は??

魅力たっぷり秩父。この季節ならでは、「氷柱めぐり」。取材当日は16日。あの大雪降雪の前日。大滝の「天然三十槌」の氷柱は暖冬でまだまだ20センチということで断念。

国道299号をひたすら群馬方面へ走らせる。埼玉なのか群馬なのかという錯覚さえも感じるほど奥へ、奥へ。「尾の内百景(冷っけえ~」氷柱を見る。吊り橋と氷柱のコントラストが美しい。通常鑑賞時間は9時から16時まで。毎週土曜日は日没から午後八時まではライトアップ。環境整備協力金は200円。期間は2月28日まで。

そのあと飯能方面へ国道299号を戻る。「あしがくぼ」の氷柱だ。芦ヶ久保駅にある特設駐車場に止めて徒歩10分。日没後なので、不安を感じながらも評判の氷柱の風景に期待し、歩く。多くの人とゆきかう。西武線秩父線のガードをくぐると目の前には幻想的なシーンが。。ロマンチック度100%。秩父に住む友人が「秩父に向かって芦ヶ久保の駅越えたら左注目よ。」電車からも氷の芸術が見られるのだ。ライトアップは金・土・日の日没から午後八時まで。環境整備金は200円。期間は2月28日まで。「西武線に手をふろう。キテイちゃん電車みられるかも。」などという西武鉄道の全面協力も地域力の一つだ。

温泉施設が無料になるスタンプラリーもあって、秩父地方一丸となっての「おもてなし力」アップには秩父魂を感じる。

天候や自然とのタイアップとなるイベント。おでかけの際には問い合わせ先にご確認ください。

芦ヶ久保の氷柱 横瀬町ブコーさん観光案内所

尾の内百景氷柱 西秩父商工会

天然三十槌の氷柱 秩父観光協会大滝支部 0494-55-0707

下記は16日の尾の内氷柱

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菅原擁子




ちちぶミクス その1 長瀞の魅力 蝋梅・サル・こたつ舟

暖冬で、ショッピングモールには春物が陳列されはじめていたこの一月。長瀞宝登山でもすでに蝋梅が見ごろとなっている。ここ一週間の本格的な寒さと雪の中でも蝋梅は甘い香りを発している。「雪月花」とはよく言ったもので、雪と花のコラボは素敵だ。

長瀞ではライン下りに「こたつ舟」がお目見え。足元の暖かさと頬をよぎる冷たい風が風流。

宝登山にはロープウエイを使って山頂へ。奥にある小動物公園には干支のサルが。。サルの生態は見ていて飽きない。人間らしくもあり、ユーモアたっぷり。そして、長瀞から皆野のパノラマを見ながら蝋梅園へ。香りとともに蝋細工のような美しさに時間も忘れる。

都内から足を運んだ老夫妻は「この時期、この宝登山に登れて、蝋梅を見られること。この健康に感謝しながら、一年の無事を祈っています。年中行事の一つ」と話してくれた。今長瀞が魅力的だ。

菅原擁子

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