圏央道埼玉県内全線開通 交通網の発達はモノ・ヒト・文化の交流へ。

本日圏央道・埼玉県内全線開通になった。

東名・中央・関越・東北道が一つにつながる。かつて故土屋義彦県知事が「埼玉県内一時間道路網構想」をたちあげた。県内どこへでも一時間でいくというもの。今回の圏央道全線開通でその構想はほぼ完成だ。大野松茂元官房副長官が衆議院選挙のときに「圏央道を東へ西へ。この構想は埼玉の経済力を飛躍的にアップさせる」と街頭演説をされていた。政治家の語る夢が現実となる。その歴史の瞬間に立ち会えたことに喜びを感じる。

その圏央道のインターチェンジがなくとも、沿線近隣の飯能、川越、毛呂山、越生、吉見、北本、鴻巣、上尾などの経済波及効果は莫大であるはずだ。圏央道は物流の流れを大きく変えるだけではなく、人々の夢を運び、文化の交流をさらに深めていく。

川越市民にとっても、東北道へのアクセスがより便利に。東北道への乗り入れを岩槻か久喜か、もしくは高崎で関越を使い北関東道から。と苦心をしていた。それが254号バイパス圏央道川島インターからそのままで行けるのだ。

若者の車離れがあるという。夜のハイウエイを飛ばして、好きな人と好きな音楽を聴きながら夜明けの湘南に、朝もやの中禅寺湖に。30年以上前の若者文化の復活を圏央道埼玉県内全線開通を機に願っている。




小林幹太郎君(並木)の活躍 ベビーサイン本を飾る

約10年前から日本に上陸、ママ、パパに静かに浸透しつつある「ベビーサイン」。

「ベビーサインのおかげで言葉が早くでるようになりました」と華やかな笑顔で幹太郎君のママ、小林千明さん。小林さんは出産前に川越市内のベビー用品売り場で「ベビーサイン」を知る。幹太郎君の成長とともに、「体験教室」「ベビーサイン講座」に参加。「ベビーサインは日本やアメリカの手話、ジェスチュアを基本に編み出されたもの。ママが赤ちゃんと触れ合う時にそれぞれボデイランゲージを使うと思いますが、それですとワンパターンになってしまいます。きちんとベビーサインを学び、多くの表現方法を子供と共有したいと思いました。生後6ケ月からはじめました。赤ちゃんは泣きます。その泣く理由をママもパパもどうして?と考えミルクやおむつや眠いのかと推測します。でも赤ちゃんだって言いたいことをきちんと伝えたい。ベビーサインによってさらにママやパパに自分の意思が伝わると赤ちゃんも喜び、成長に加速がつくような気がします。」と小林さんは語る。

この秋発売の「楽しいベビーサイン」(主婦の友社出版)の実践ページにモデル出演となった小林幹太郎君。

千明ママは独身時代舞台女優として活躍、フラメンコを極めるためにスペイン留学も。表現力は大切にするベースがある。「子育ては想像以上に毎日が戦争。主人の全面協力、同居している義父母の慈愛、実家の父母のサポートのおかげです」とこころ配りも忘れない。小さなスター「小林幹太郎君」の今後の活躍にも期待・・・・・・・・・。伊勢谷珠子

幹太郎君掲載「楽しいベビーサイン」

幹太郎君掲載「楽しいベビーサイン」




ハロウイン狂想曲

ハロウイン・・分水嶺年齢は45才とか。

「ハローウイン木枯らしのバスが・・・・ハローウイン りんごのにおいと風の国へ急ぎます・・・・」79年に松任谷由美さんが発表した「OLIVE」のアルバムの中の一曲。「りんごのにおいと風の国」。この時はじめて「ハロウイン」を知った。

日本では東京デイズニーランドで97年頃からじわりじわりとひろがり、経済効果はなんと昨年の560億円から今年は1220億円。若者文化、家族でのイベントと国民的な行事になりつつある。仮装をすることから日本では不審者が警察から注意されたり、海外ではむごい事件も発生している。やはり楽しみ方が大切。

川越では「川越を食べつくす」・川越街ばるがスタートする週末。ハロウインとの相乗効果が期待される。

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市長選挙と投票率

権現堂の桜が美しい幸手市。週末の圏央道埼玉県内全面開通になり、川越、および県西部からも行きやすくなる。

その幸手市の市長選挙が先週投開票。投票率が過去最低の44.61%。現職が新人を破ったものの、その差はなんと61票だった。低投票率、僅差。おそらく両陣営とも「勝利」を確信していたに違いない。一騎討ちの戦いのこの激戦、無効投票数は167票。破れてしまった新人候補陣営はその無効票の中に陣営の票があったのでは??とも地団駄をふんでもいるだろう。(新人候補は知名度不足もあり、支持を広げられなかった。という表現は適切ではない。あと32票さえ・・・・)選挙の結果は非情だ。

市長選挙なのに投票率低い・・と思い、川越市内の投票率を見直してみた。夏の知事選挙24.82%(ヒドイ)。春の市議会議員選挙40・59%、県議会議員選挙39・55%。大都市川越 10人に6人近い人が投票に行っていないこと、再認識し、愕然ともした。衆議院や参議院となると51%と伸びる数字。大手メデイア報道の力もあるだろう。しかし、県議会と市議会は、ともに役割を分担協力しながら、「市民」のために密着した問題を解決しているのだ。有権者としてはもっと「目」を向けるべきではないだろうか。

そして14カ月後に迫った埼玉県で一番早く市となった伝統の街川越のトップを決める「川越市長選挙」。前回は川合市長の「戦わずして勝つ」という選挙候補者にとって「最高・最良」の形、「無投票当選」。前々回は新人同士の一騎打ちであったが投票率は「36.51%」という幸手市長選挙の低投票率をさらに上回る低調だったのだ。「変えよう川越」と標榜し、弁護士出身の川合善明氏の手腕に期待した市民の数、投票率、得票率から計算するとなんと有権者の数の22%に満たない。

無投票当選の次なる戦いは、「組織」が八年ぶりの動きとなるため、「1」からの立ち上げと同じとも聞く。川合市長に対抗する「新人候補」の動きは「ある」、「ない」まだまだ霧の中。来年夏の参議院選挙から有権者は18歳以上年齢が引き下げられる。「選挙」や「政治」は未来のために今開かねばならない「扉」であるということを、いま一度、有権者に覚醒してほしいと思うのである。それには選良たる「国会議員」「市長」「県議」「市議」の責任ある言動、行動、そして魅力が不可欠でもある。

伊勢谷 珠子




川越工業高校 ギネス挑戦 ウエスタ川越で応援しよう 11月3日

注目の川越工業高校 乾電池電車「エボルタ電車」でギネス挑戦までカウントダウン。

当サイトでもコミュニテイ欄で既報だが、11月3日・秋田富士の鳥海山のふもと由利高原鉄道前郷駅 午後0時10分出発。前郷駅から矢島駅11・4キロを往復する。

川越工業高校電気科電車班による設計製作・車体デザインをデザイン科の生徒が担当。大手家電のパナソニック、当日はダイヤを大幅変更する由利高原鉄道(春田啓朗社長)の三者の協力あってこその「乾電池で走る車両が線路上を走行した最長距離」のギネス達成記録に挑戦だ。500キロ以上離れた土地での挑戦。その挑戦をウエスタ川越(川越市新宿町)では生中継される。入場無料。(この実験は荒天の場合翌日に順延されるがその場合は生中継は中止)。川越工業高校の挑戦に大きな声援をおくりたい。

 

 




川越からの出品者多数 和紙の里絵画展

小川町・東秩父村の産業 細川紙。

この細川紙は国の重要無形文化財、そして平成26年4月にはユネスコの無形文化遺産に登録された。その登録を記念にして「和紙の里絵画展」が10月28日から11月3日まで、東秩父村「和紙の里」で開催されている。

川越からも多くの出品者がおり、和紙の里をとりまく武蔵野の小京都の色づく山々をみながらの展覧会はなかなかだ。

出品者 (敬称略) 古川泰司、石川昇、一川宏也、井上實、三上泰弘、可児一男、長島威、橋本定寛、吉野實、吉田弘、谷澤勇、関谷芳弘 他。

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埼玉の快挙県政史上初 全国議長会会長に本木茂県議会議長 狭山市選出

全国都道府県議会議長会 会長に 埼玉県議会 第118代議長 本木茂氏 62才が就任した。

この118代と営々と続いてきた県政。県政史上初の快挙は県民としてもうれしい限りだ。本木茂県議会議長は当選4回狭山市選出。父欣一氏は埼玉県議会第91代副議長を務めた。本木茂県議は幼稚園を経営し、物腰の柔らかさはこの生業からか?青年会議所活動でも汗を流し、その活躍ぶりは狭山市にとどまることをしらないほど。

政治家の世襲制は是か非かと言われている。歌舞伎の世界、味をひきつぐ料亭の世界、茶道、華道などの文化の世界。政治の世界も、そうではないか?なぜならこのところの吹けば飛ぶような軽薄軽量の議員、国会議員も地方議員も、どうも志が高くない気がする。駅前に立てば当選、若いから当選、しがらみがないから当選、その結果、政治の劣化が進んでいるのではないか。帝王学という言葉がある。幼少期より祖父や父の背中で学び、周囲もしかるべき教育をしていく。すべてがサラブレッドである必要はないが、祖父や父の薫陶を受けた政治家の「志」は信用していいような気がする。

 




相次ぐ快挙の川越市 もっとみんなで喜びをシェアしましょう!

東松山市出身、県立川越高校卒業生の梶田隆章先生のノーベル賞受賞は本当に埼玉県内が一斉に沸いた。

東松山市役所では「おめでとう」グッズを早々に掲示。森田光一市長は「梶田先生を名誉市民に推挙」ということを言明されている。梶田先生は県立川高・第29回卒業生。その川越高校には梶田先生の名誉をたたえる横断幕が。行き交う観光客がカメラを向けている姿をみかけ、「川越」を宣伝してくださった梶田先生に頭がさがる。

さらに川越にはうれしい知らせ。創部5年目の東京国際大学が来年お正月の箱根駅伝予選会を勝ち抜き出場権をゲット。箱根駅伝は正月の風物詩。東洋大学は山の神柏原選手の躍進でその名を全国に。箱根駅伝といえば東洋大学という地位を築いた。城西大学、大東文化大学、同じ東上線沿線であっても川越市ではない。なので、今回はちょっと思い入れが違う。これが郷土愛なのか?同じ市から二大学の出場は極めて稀なことでもあるし。

「梶田先生ノーベル賞受賞は川越市とは関係ない」「箱根駅伝に東洋大学に続いて東京国際大学も出場。でも民間の大学だから市とは関係ないこと」なんて、よもや野暮なことをわが町のリーダー川合善明市長は言わないはず。なぜなら川合市長は「発信力」を大変大切にされているから。

駅前の「アトレ」、川越市役所に大きなのぼり、垂れ幕をかかげ、この喜びをシェアし、多くの観光客にも自慢をしたいところ。「祝ノーベル賞受賞 梶田隆章先生」「祝東洋・東京国際 2大学箱根駅伝出場」こんな感じで・・・

みんなで喜びを分かち合う。梶田さんが川越市民でなくとも、2大学が民間の大学にすぎなくとも、川越市民は喜んでいる。こういう共感の渦なくして、コミュニテイの醸成などありえない。

「市」としてはむずかしいのでは?「市長は興味がないかも」なんて言う声にいたたまれない気持ちをもってしまう。「発信力」は「機を見るに敏」こそが肝要だ。川合市長の「発信力」に期待したい。

氷川まこと




毛呂山みかん

毛呂山町といえば埼玉一の福祉と医療の街。また「ゆず」の栽培がさかんで、商店街の名前も「ゆずの里商店街」。

やぶさめの街としても知られ、豚玉毛丼はB級グルメ。(ぶったまげどん。豚肉と玉子は地場産で毛呂山の毛をいれたネーミング、ぶったまげるほどうまい!)これらは商店主が若手商店主とよばれた時代から、「毛呂山」の魅力発信に力をいれてきた歴史が生み出したものだ。

そして、毛呂山みかん。毛呂山町阿諏訪地区などで数件が栽培しているという。こぶりでしっかりした味。「ゆず」と並んで毛呂山の名産品になっていく予感。毛呂山から北上して越生町の先、ときがわ町の大附地区には「みかん山」がありみかん狩りが楽しめる。川越周辺は自然の宝庫なのだ。川越菓子屋横丁や蔵造りのまちなみを楽しみ、泊まって翌日は周辺でハイキングや自然を満喫するツーリズム。または越生、毛呂山、ときがわ、小川で観光し、古民家に泊まり翌日は川越を楽しむ。鶴ヶ島、坂戸、東松山などにも魅力はたくさん。周辺自治体の連携で、「観光力」をつけて埼玉の観光エリアとしての地位の確立ものぞみたいところだ。       伊勢谷 珠子

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期待の川越街ばる 週末スタート

「川越を食べつくせ」。川越まんぷく商品券は10月30日販売開始。

このプレミアム付き地域商品券は一冊5000円。一人5冊まで購入可能。1000円6枚つづりで1000円お得。有効期間中に2回開催される「川越街ばる・第1回は10月30日から11月3日まで。第2回は1月8日から1月11日まで。」でも使用できる。有効期限は平成27年10月30日から平成28年1月17日まで。加盟店は100店近く。

プレミアム付き商品券の発行は飲食店の活性化、観光客の誘致を目的としているが、川越の食文化を発信するには絶好の機会。また街ばるについても、参加店は老舗からカジュアルレストランまで30を超える店舗。老舗の味の扉を気軽に開けることができることも魅力の一つ。同時に街ばる参加店も智恵をしぼってメニューを考えるので、日頃の商いを見直すチャンスとも言える。

販売場所は小江戸観光協会、川越まちなかステーション、小江戸蔵里明治蔵。

詳しくはこちらへ。

http://www.kawagoe-manpuku.com