秋の到来

月はじめの猛暑から想像もつかない秋冷の日々。
サマージャンボ当たりますように!からオータムジャンボ当たりますように!

赤とんぼを今年も八月のはじめにみかけた。
八月七日頃が立秋。
季節はすこしづつ忍び寄っているものだ。(これは作家渡辺淳一のエッセイから覚えた)

秋には秋の楽しみが。松茸。新米。紅葉。お洒落にボジョレーの解禁。
季節を先取りすることがお洒落と言う。

私が毎月通うネイルサロン「キャンアイドレッシー」(本川越駅前)でもデザイン見本が夏色から秋色に。
秋の到来とともにまずはアーバン(ベージュと黄色の混じった感じ)で指先を飾った。




未来へつなぐオレゴンの夏 セーレム市訪問中学生帰国

平成27年度セーレム市訪問中学生交流団。市内22校から選ばれた中学三年生22名は8月21日から27日の日程で川越市の姉妹都市アメリカ・オレゴン州セーラム市へ。現地ではホームステイ。多くのアメリカ文化を体感し、語学力にも磨きをかけ、さらには姉妹都市間友好親善の一翼を担った。派遣団員は、各施設の見学、ホストファミリーとの交流、「リコーダー・歌・ダンス・書道パフォーマンス」などを披露。オレゴンの夏空へ未来への夢をつないだ。この派遣交流団プログラムは東京国際大学のアメリカ校の協力と川越市内の川越RC、川越小江戸RC、川越西RC、川越中央RCの四つのロータリークラブからの支援(四クラブ共同社会奉仕事業)もあった。交流団帰国報告会では団員一人一人が帰国報告と全員で現地で披露した「さくら」を合唱。行政・教育機関・民間の力で中学生が「Once In A Lifetime・この出会いが未来の懸け橋になるように」スローガン通り、未来へ大きく羽ばたく一歩を踏み出すことは有意義である。




中野県議県政報告 熱気あふれるウエスタ川越

8月25日。いきなり秋の気配というより晩秋のような肌さむい日。会場をウエスタ川越に、この春二期目の当選を果たした中野英幸県議会議員の県政報告会が開催された。会場には500名を超える中野支援者が参集。熱気あふれる会場内ではエアコンがフル活動。来賓は川合善明市長、江田肇川越市自民党市議団会長、関口勇川越市副議長、荻窪市議、三浦市議、岸市議、吉敷市議、海沼市議、小高市議が出席。
川合市長は「中野県議は一期生のころから、めきめき頭角をあらわした。議員としても早い成長の人と思う。東京五輪にむけて道路整備などのインフラ整備が急務。川越市も国、県との強い連携が必要。中野県議は川越市のために一番働いてくれる人」とエールを送った。

中野県議は 五月の臨時議会で「埼玉県施策の総合的な企画立案、県予算、市町村の行財政など幅広い分野の重要な事項を審議する企画財政常任委員会」の委員長に選任された。
そのことをふまえながら、「四月の選挙戦を勝ち抜けたのはみなさんのおかげ。先の知事選では自ら制定した多選自粛条例を破って、いわゆる法を破って出馬をする上田知事に対抗して、出馬を決意した塚田候補を自民党では応援した。今後の県議会ではこの多選自粛条例の改廃などを審議していかなければならない。企画財政委員会では総合的な県政に関わる問題を議論していく。しかし、県議選、知事選ともに投票率が低い。これは県政が遠くなっているから。県議会議員として大きな責任を感じ、県政を身近なものにすべく活動していく。法改正となり18歳から投票権が得られる。なおさら議員を責任をもたねばならない。」と力強く語った。

中核市川越。埼玉県ではじめて市となった歴史と伝統の街川越。県選出議員は4名。自民二名、公明一名、民主一名。会派は異なっても「川越のため」「県民一人一人のため」に力を合わせて川越から「良質な地方政治」を発信してほしいと思う。




主婦の心をつかむのはどこ?川越駅スーパー合戦

主婦は日常の食卓をいかに安く、いかに美味しく彩るかを考えスーパーを回る。今川越駅東西でスーパーマーケット合戦が華やかだ。丸広の地階対ヤオコー。それにからむベルク、マミーマート。という時代は遠い昔。新たなランドマークとなったウエスタ川越に、「26期増収増益・流通業界の巨人イオンをかわす、快進撃のヤオコーマーケットプレイス」「感動を生むオンリーワンスーパー・北野エース」そして「三越伊勢丹の小型店エムアイプラザ」。川越駅にはマダム御用達の代名詞「成城石井」。

「成城石井のワインははずれがないのよ」というワイン通の友人。ワインを購入したり、バス旅行のおつまみなど購入していたが、最近は「北野エース」も捨てがたいとも思う。テレビで紹介された「成城石井」のチーズケーキは根強いファンが多い。

おいしい牛肉は丸広・デイリーユースはヤオコー。「来客の際は丸広の地階にいけば食卓から手土産まで何でも揃う。」「ヤオコーの野菜の鮮度はすばらしい。安くて鮮度もよくて。マグロの品ぞろえもなかなか」という主婦も多かったのではないか。ところが、川越駅東口マインの食品売り場が地階から一階にあがり、イメージ一新すると、銀行が集中する東口。銀行の用事とともにお買いものの利便性からマイン食料品売り場も活況を呈していた。

そして、八月七日その激戦区に「ザガーデン自由が丘」が参入。ますます、主婦の選ぶ目に選択肢が増えたのだ。「ザガーデン自由が丘」は高級スーパーでも、リーズナブルな目玉商品を売り出したり、個人的には「浅草やげん堀の唐辛子・七味大辛・袋入り」が購入できるので、大宮そごうや、池袋西武に出向いた時には必ず立ち寄る店だ。

ネットショッピングを利用する、コープなどの宅配を利用する。その食品の入手方法はさまざま。もちろん檄安店しか目が向かないということもあるだろう。しかし、カラダ、健康は食生活からとも言われている。主婦だけではなく、女性も男性も「スーパーの特長」を探ってみるのも面白いかも。そして「ずっと住み続けたい街川越」は買い物しやすい街でなくてはならないし、スーパーにたよることなく、商店街の魅力も伝統としてつないでいかなくてはならない。




今年はウエスタ川越で 第5回大学ビックジャズフェステイバル 

アマチュアミュージックフェステイバル実行委員会(AMF・陸登美江会長)主催による 大学ビックバンドジャズフェステイバル。今年は装いもあらたにウエスタ川越大ホールで 来月19日20日と行われる。

19日は 南古谷ウインドオーケストラ、県立川越高校、尚美学園、東京国際大、東洋大学、昭和音大、洗足学園音大、東邦音大、国立音大。20日は尚美ミュージックカレッジ、芝浦工大、立教大、上智大、日本大、青山学院大、法政大、明治大、早稲田大、慶應大、中央大。

昨 年は過去最高の657万人という観光客を迎えた川越市。小江戸川越の名は定着し、観光都市川越は全国でも有名。さらに外国人観光客も増えた。しかし、「こ れでいい」と思ったと同時にすべては衰退していくのが世の常だ。「川越を歩くとどこかしら素敵な音楽が聞こえる。そんな街にしたい」という有志の思いが 「AMF」実行委員会を発足させ、今回でフェステイバルは5回を数える。

さらに「AMF」は東日本復興支援を続行されている。平成23年度 に100万円。24年度に50万円。25年度に50万円を「あしなが育英会」に寄付。第1回は「津波遺児募金」に限定して送金。遺児の学生、児童に返済不 要使用用途不問という形で給付されたという。第2回以降は遺児の心のケア施設「レインボーハウス」建設資金の一部にあてられた。

「川越を音楽のあふれる街に。」「収益金の大半を東日本復興支援に。」川越を想いながらあの震災を風化させない。AMFの活動はカッコ良く、バランスがいい。

開演は両日とも午後1時。入場料一般2000円。学生1000円。チケット販売は川越市文化芸術振興課、川越市市民会館、川越アトレ福祉の店、ウエスタ川越、東武線定期売り場(池袋、成増、志木、上福岡、川越、坂戸)大宮駅定期売り場。

お問い合わせ 川越市文化芸術振興課 049-224-6157




高階西中出身 竹本大輝選手の夏 

甲子園の高校球児。どうしてこんなに輝き、人々の心を奪うのか。埼玉県代表の花崎徳栄高校は見事ベスト8。その対戦相手の山形県代表鶴岡東高校の捕 手・竹本大輝選手はわが川越市立高階西中学出身だ。なんとも複雑な思いで、テレビに釘づけとなった。甥がかつて甲子園をめざし、埼玉大会ではスタンドから 声援。不思議なもので、守備の時は彼のところにボールが飛ばないように。打撃のときは、彼のせいでチャンスを逃したりしないように祈るだけだった。昨日の 竹本選手のプレーはまさにその時がフラッシュバックしたかのようだった。一点を追う鶴岡東。2アウト1塁2塁。なんとバッターは竹本選手だ。ボールを見極 める真剣なまなざし。こちらの心臓まで早鐘となる。

竹本選手の甲子園の夏は終わった。今後どんな道を選択するのか?今までの野球に費やした一瞬、一瞬。この蓄積は彼の人生においてどんな時もプラスに大きくふれるはずだ。

レ ギュラーになることも簡単ではなかったはずだし、県大会を突破することもチーム力あってこそ。甲子園、その華やかな舞台には「力」「魅力」「特長」がある チームがひしめく。昨日は終戦記念日。竹本選手は甲子園という舞台で現在の平和日本の礎ともなった英霊の人々に祈りを捧げた。これも大きな思い出だ。そし て、夏休みのどまんなか、収容人数53000人のスタンドは満席状態。その中でのプレーだ。竹本選手の名前通り、大きく輝く人生への道標となった1日だっ たに違いない。




晩夏とかき氷

記録的な猛暑日が続いたものの、庭には赤とんぼの姿が・・

晩夏だからこそ、「かき氷」で逝く夏を愉しみたい。お気軽に、ミニストップの「ハロハロ」。毎年工夫された味が新登場。値段がリーズナブルでよい。ミニストップは「ソフトクリーム」がおいしい。という定評の中、新発売のぶどうパフェもなかなか健闘。

続いて、ミスタードーナッツの「コットンスノ―キャンデイ」。発売当初はチョコもあったが、やはりマンゴーがベスト。しかし、ふわふわの食感はピカ一。ただし、スタッフの腕により優劣が出るのでチェック!

熊谷の「ゆきくま」と長瀞の「阿佐美冷蔵」。まさに県北対決。甲乙つけがたいが、長瀞の阿佐美冷蔵本店での待ち時間、ロケーションが加味されて、阿佐美冷蔵に軍配。かき氷を急いで食べた時に「きーん」とした痛みもでない。天然氷のやさしさが口にひろがる。

そして、足を伸ばして、伊勢神宮の「赤福氷」もぜひ、一度試してほしい逸品。赤福のあずきを氷でいただく。原宿にもお高めな値段設定の「かき氷」店が好評とか。

「イチゴ」「メロン」「レモン」をガラス容器で食べた少女時代。「ブルーハワイ」か「宇治金時」かを悩んだ青春。「かき氷」も進化し、自分も歳を重ねる。




選挙と投票率

四年に一度の知事選挙が終わった。結果は現職上田きよしの大勝。多選自粛条例破りについては、「いけない」という批判があったものの盤石の勝利であった。自民党埼玉県連は新藤義孝会長が、つかだ桂祐候補と二人三脚で、辻説法、スポット遊説を中心に「新しい埼玉をつくる県民会議」の活動を含めると一ヶ月間、走りぬき、訴え続けたが及ばなかった。期間中、大手マスコミ、県紙である埼玉新聞の取り上げ方が希薄だった。

県内63市町村。選挙カーは各陣営1台。確認団体車両をいれてもプラス1台。なかなか「選挙」というムードではない。テレビで選挙一色になる衆議院選挙、身近な選挙の統一選挙と今回の知事選挙空気が違った。

選挙管理委員会もあの手この手でアピールしたが、響いてこなかった。

埼玉新聞には、一面に知事選の課題などの連載の日もあったが。。。それでも、かつての知事選挙の扱いと比べると軽い。有権者の意識低下が憂慮されるが、マスコミ側の扱い方、今後改善してほしいと思う。

そして、酷暑日が続いた中での投票。投票所の蒸し暑さにびっくりした。立会人の方がぐったりされ、扇子団扇が欠かせない様子。体育館で、窓開けていても暑い!行政側の対応、疑問だ。ある職員「朝涼しかったので」と言い訳れていたが、あり得ない。これでは投票率もあがるはずがない。            伊勢谷珠子