限定ふじみんスイーツ 県内各地で人気

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今日はホワイトデー。その前日13日日曜日県内のイトーヨーカ堂にふじみんスイーツが登場した。

ふじみんはふじみ野市のキャラクター。昨年市誕生10周年のふじみ野市。昨年新成人の発案で「ふじみ野みやげお菓子コンテスト」が開催され、地元野菜をふんだんに使った市民のアイデアレシピからこのたび商品化。ふじみ野市の奮闘で商品化から販売へ。売れ行き次第では販売の本格化も。

地元のイトーヨーカ堂だけではなく、久喜、大宮、浦和、春日部、深谷と「ふじみんパッケージ」が商品ケースを飾り、「ふじみ野市」イメージアップともなった。

「里芋の塩タルト」。特産品の里芋をクリーム、ムースとダブルアレンジで、さらにスイーツ業界で「旬」の塩が味を引き締める。「里芋と塩」は元来相性がよく、甘党でなくてもさっぱり感が楽しめた。

「ふじみんどら焼き」。こちらも特産品のほうれん草を練りこんだ緑のどらやき生地が目をひく。アンは里芋ホワイトチョコレートが主役。

パッケージには「PALACEHOTELOMIYA」。コンテスト最優秀賞と優秀賞のものを「パレスホテル大宮」の副料理長が監修を手掛けた。

売り出し前新聞折り込みチラシにこの商品を掲載したところ、イトーヨーカ堂上福岡東店では発売前から問い合わせが殺到したとも。

マチのイメージアップはその街のリーダーシップがカギを握る。商店主として生きた経済を知り尽くした高畑博市長。今回のコンテスト実施から商品化、そして限定発売という流れ。コンテストだけで満足せず、工夫をこらして次へのステップへ。高畑市長の営業センスが光る「地元野菜をつかった名物みやげ」の開発プロジェクトだ。

伊勢谷 珠子