選挙と投票率

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四年に一度の知事選挙が終わった。結果は現職上田きよしの大勝。多選自粛条例破りについては、「いけない」という批判があったものの盤石の勝利であった。自民党埼玉県連は新藤義孝会長が、つかだ桂祐候補と二人三脚で、辻説法、スポット遊説を中心に「新しい埼玉をつくる県民会議」の活動を含めると一ヶ月間、走りぬき、訴え続けたが及ばなかった。期間中、大手マスコミ、県紙である埼玉新聞の取り上げ方が希薄だった。

県内63市町村。選挙カーは各陣営1台。確認団体車両をいれてもプラス1台。なかなか「選挙」というムードではない。テレビで選挙一色になる衆議院選挙、身近な選挙の統一選挙と今回の知事選挙空気が違った。

選挙管理委員会もあの手この手でアピールしたが、響いてこなかった。

埼玉新聞には、一面に知事選の課題などの連載の日もあったが。。。それでも、かつての知事選挙の扱いと比べると軽い。有権者の意識低下が憂慮されるが、マスコミ側の扱い方、今後改善してほしいと思う。

そして、酷暑日が続いた中での投票。投票所の蒸し暑さにびっくりした。立会人の方がぐったりされ、扇子団扇が欠かせない様子。体育館で、窓開けていても暑い!行政側の対応、疑問だ。ある職員「朝涼しかったので」と言い訳れていたが、あり得ない。これでは投票率もあがるはずがない。            伊勢谷珠子