賑わった昭和の街の感謝祭 

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中央通り「昭和の街」を楽しく賑やかなまちにする会(岩澤勝己代表)主催、川越名店街、中央通り2丁目商店会、立門前商栄会共催、コエドブルワリー協力、蓮馨寺、川越商工会議所、川越市後援による「昭和の街の感謝祭in蓮聲寺」。天候にも恵まれ多くの人でにぎわった。「昭和の雰囲気を受け継ぐ賑わいのある町並みづくり」「現道を活かした歩きやすい道づくり」「本物志向の商売が息づく商店街の活性化」の三本柱でまちづくりをすすめるこの団体は、今年3月に川越市の「地区まちづくり協議会登録団体」第1号となった。昭和初期から残る建物の保存や温かみのある商店街の再生をめざしていく。

本川越から蔵造りのまちなみまでの道路は現在拡幅工事がはじまり、本川越スクランブル交差点から埼玉りそな銀行川越支店の青緑のドーム屋根を望むことができる。そして、連雀町から札の辻までの蓮馨寺界隈の川越名店街、中央通り2丁目商店街、立門前商栄会が一丸となって新たな活気あふれるまちづくりをすすめることは「川越のおもてなし力」をアップさせるカギでもある。本川越を現在ととらえ、昭和の街を通り、大正、明治、江戸へとつづく、タイムトリップの道は川越市を点から面で発展させる道でもあるかもしれない。

伊勢谷珠子