美術を身近に 坂戸 アートギャラリー月桂樹

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坂戸駅南口から徒歩3分。外観からも「芸術の風」を感じることができる。

アートギャラリー月桂樹。今年2015年4月にオープンした。オーナーは森務氏。森氏は早稲田大学卒業後トヨタに入社、以後独立、鶴ヶ島、飯能、坂戸で「新生オートプラザグループ」を事業展開する実業家だ。美術学校をめざしていた夢を追いかけ商売の傍ら精力的に創作を続け、文部科学大臣賞など受賞は多数。

作風は力強く、「これは森先生の作品」とわかる独特な筆使いだ。

4月オープン以来、このギャラリーは地元を中心に多くの画家が利用着実に坂戸の「顔」になりつつある。

1月8日から2月2日までは「セレクト展」が開催される。30号からサムホールまで油彩、水彩画、作品の頒布も。

森氏はこのギャラリーの事業展開の根幹に「3・11復興支援」をおいた。作品、画集、ポスター、複製画、ポストカードの売上金などを南相馬市福祉協議会に支援金として送付。それもエンドレスで続行していくというから眞の篤志家だ。ライフワークの一つとして、森氏は鶴ヶ島ロータリークラブに所属。もちろん会長も経験したし、アジアなどからの留学生を支援する「米山記念奨学生プログラム」のカウンセラーとしても先頭にたって行動した。このようなベースあっての「アートギャラリー月桂樹」。いつも注目していたい。http://www.artist-mori-tsutomu.com/