第20回小江戸サミット開催 ウエスタで

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第20回小江戸サミットが30日午後二時より開催された。

川越・栃木・香取(佐原と合併)の3市の市長、商工会議所会頭、また各市の市民が一同に会し、交流を深めた。

開催市の市長、川合善明市長は「舟運によって江戸との交流を深めたことが小江戸のキーワード。今日は江戸文化をあらためて、深く知るチャンスとしてほしい」とあいさつした。

浅草芸者衆四名によるお正月用のいでたち「出の衣装」での唄と踊り、いまや希少価値となった伝統芸・幇間芸を櫻川七好師匠がサミットを彩った。櫻川師匠の芸におつきあいした川合市長。18歳の女の子88歳のおばあちゃまを師匠が演じ、妙見様にお祈りをする設定。川合市長も櫻川師匠に負けない18歳が鳴らす鈴の音、88歳が鳴らす鈴の音を繊細な技で披露。会場からその心配りに大きな拍手が沸いた。

そのあと日本橋から榮太郎総本舗・相談役細田安兵衛氏による講演(詳細は後日配信)、各市のアトラクションの競演で(川越からは川越鳶組合による木遣り)で盛会裡におひらきとなった。

花街。はなまち。当日の司会者はかがいと紹介。「浅草のかがいは観音様の北側に位置し。。。」ピンとこなかった。しかし、かがいで変換すると花街が・・。少し伝統が薄れているのか。「花街の母」が「かがいのはは」では風情がないと思うのは人間が旧いのだろうか。

伊勢谷珠子

 

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