市費を使わずマチを発信 藤縄市長の手腕

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鶴ヶ島市藤縄善朗市長。行政出身ながらもめざましい発信力は県内でもトップクラス。またまた快挙だ。

「雨乞いのまち鶴ヶ島」活性化事業第一弾「脚折雨乞デザイントラック」が完成、このアドトラックが全国を走り「鶴ヶ島」「雨乞い行事」を強くアピールするという。

今年はオリンピックイヤー。したがって伝統の鶴ヶ島脚折雨乞い行事の年でもある。次なる開催は2020東京五輪。ゴルフ競技開催地は霞ケ関カンツリー倶楽部、川越市であるものの鶴ヶ島市に隣接している。アクセス道路をはじめ2020東京五輪成功のためには広域行政圏での対応も必要だ。そういう中で、藤縄市長の動きは注目だ。

四年ごとの脚折雨乞い行事について、今回はアドトラックを運行する。アドトラックには迫力ある雨乞い行事の模様、開催日時、鶴ヶ島の埼玉での位置などキメ細かい配慮がされている。

藤縄市長は「予想以上にリアルな出来栄えで迫力満点です。企業さんのご協力で市費を使わずに「雨乞いのまち鶴ヶ島」をプロモーションできるのもありがたいですね。このトラックが全国を駆け巡り「脚折雨乞い行事と鶴ヶ島市を宣伝する様を想像するとワクワクしてきます。」と破顔一笑。

「市費を使わない」これには本当にびっくりだ。やはり行政のトップたるもの「柔軟な発想と知恵」がいかに大切かあらためて実感した。

雨乞い「アドトラック」をみたら大きく手をふり、歓声をあげ、フェイスブックなどSNSで拡散したいものだ。

伊勢谷 珠子

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