川越新時代に向けて 槌音高く 川越駅西口利活用の概要

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小江戸飛雁会(代表幹事 馬場弘)は、川越の企業に縁あって赴任してくるビジネスマンのために講座を開催してきた。その講座数は50回をゆうに超えている。

代表幹事の馬場弘さんは「川越城は別名初雁城とよばれた。雁がお城の大木を周回して鳴き声をあげながら渡っていく。それになぞらえ、企業戦士に川越の伝統文化、食文化を知ってもらって、次の赴任地でも川越を思い出してほしい気持ちで会をたちあげた」という。

今回の講座は川越市都市計画部長の二瓶朋史氏(国土交通省から出向)が「川越西口市有地利活用事業概要」をテーマに講話した。

講話要旨 「川越駅西口のデッキが延伸し、現在重機が動いている場所に地上11階建てのランドマークが建設される。ランドマークは行政機能(3階 ウエスタ川越からの機能移転・福祉子育て窓口、障がい者総合相談支援センターなど、機能が従来よりもアップデート)民間施設(1階2階 4・5・6階商業施設などテナント)東武ホテル(7階から11階)で、川越駅西口エリアの人の流れを活発化させ、賑わいの創出を図る。また川越西口には一日に600便のバス(企業・学校・路線・観光)の発着がある。オリンピックでは霞ヶ関カンツリーとのシャトルバス運行も予定されているのでバスがスムースに運行できる環境づくりをする。国道16号交差点改良工事もそのひとつ。道路は国道、県道、市道と管理下がわかれているが、国・県・市の緊密な連携で事業を成しえていく。川越市制100周年は2022年。初雁公園周辺整備についても市制施行100年に向けてすすめていきたい」

川越西口ランドマークは、すべて、来年2020年ゴールデンウイークには開業だ。おそらく名称募集もあるに違いない。川越新時代、新しい川越の顔ができる。新しい「にぎわい拠点」に胸が躍る。

写真は講話する 川越市二瓶都市計画部長