川越初雁公園プールに変化か?市民

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川越市初雁公園プール。供用開始は昭和26年。いかに川越市が時代に先駆けて市民福祉の向上のために走っていたかがわかる。川越水上公園は昭和63年開園。もうそんな時間がたってしまったという感が強い。

川越水上公園開園前は年間5万人の市民が利用した初雁公園プール。開園後その数は50%以下の2万人に。なぐわし公園温水利用型健康運動施設(ピコア)などの充実もあり、現状の利用者数は1万人ほどに。

そこで、川越市では「6月最終土曜日にプール開きをしているが、その時期は梅雨の時期と重なり雨天の日も多い。近隣市の公営プールも6月中にプール開きをしているところはない。効率的な運営を実施するため運営方法を変更し、現状の6月最終土曜日のプール開きを7月第二土曜日に変更したい」という。

川越市は、運営に市民の意見を反映できるよう今回、「初雁公園水泳プールの供用期間の変更(案)」に対する意見を募集する。

意見を出せる人は(1)市内に住所を有する(2)市内事業所などに勤務する(3)市内学校に在学している(4)その他案に関して利害関係を有するなどの条件がある。詳しくは川越市ホームページから、初雁公園水泳プールの供用期間の変更(案)に関する意見募集を検索。

さて、市民だれもが公平に使える公共施設。地球温暖化にともない酷暑列島の日々が毎夏巡ってくる。市民のためを思うなら従前通りがよいのではないか。節電で涼むにはプールが一番と思っている子育て家庭にとっても。