川越まつり ここが見どころ

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370年という月日、伝統をまもりつづけてきた「川越氷川祭の山車行事」。当時の川越藩主松平信綱が氷川神社に獅子頭、神輿などを寄進したことにはじまるまつり。

祭りの見どころを紹介する。

15日 1日目

神幸祭 氷川の神様が神輿に乗られて町を巡行。警護は氷川神社の山田宮司が馬に乗って。氏子総代はじめ氏子が正装して行列に加わり、山車も続く。神様が川越安寧を祈りつつ、お力をふりまく。(13時氷川神社出御 裁判所前通過 喜多町を経て札ノ辻から蔵造りのまちなみを通って仲町交差点を左折、川越キリスト教会を左折、市役所には14時、14時半に神社還御)

市役所前の山車ぞろい

14時から15時に市役所前に山車が勢ぞろい。今年は秋天一碧のもと、各町内の山車と囃子連の演技は見ごたえあり。

宵山の山車揃い

18時から 市内各所で提灯がともった山車、居囃子をゆっくりと鑑賞。囃子は主に王蔵流、芝金杉流、堤崎流、微妙な違いも。

曳っかわせ

19時から21時まで 札ノ辻、仲町、連雀町、本川越の交差点で囃子の競演。提灯乱舞のまつりのクライマックス。

16日 2日目

市役所前の山車巡行

13時半から15時頃

市役所前で山車が巡行。入れ替わりたちかわり。

曳っかわせ

18時半から21時まで 昨日同様各交差点で。山車の回り舞台がぐるりと、出会った山車と囃子を競う。曳き方である提灯をもった人々が入り乱れる、まつりの最高潮。囃子とともに踊るのは天狐、おかめ、狸など。それぞれのテクニックに注目。

仕舞囃子

市内各所で、山車がおまつりの幕を引く。仕舞囃子によって、川越まつりは来年を目指す。まつりの終わりとともに川越は晩秋から年越しの準備がはじまる。