女性と政治

image_pdfimage_print

政治にかかわる女性というのは二極化されている気がしてならない。 女性議員。イメージとしては気の強さ。その中にあって、女性ならではの繊細な気配りのできる議員に会うとその「人間性」に強く惹かれ、こういう議員を輩出している政治風土にも尊敬の念を抱く。厳密に名前を出さないが埼玉県内にそういう方が存在していると明言できる。 一方、選挙で聴衆に向かっている顔とそうではない顔の落差が激しい女性がいると女性としても人間としてもがっかりする。エキセントリックだったり、ヒステリックであったり。運動員に上から目線の強い口調、穏やかなかけらもない視線。どんな人生を歩んできたのかと、学歴とか職歴とか社会経験とか以前問題として心寒くなる。国政でも市議でもそういう議員が存在し、哀しい限りだ。 「氏より育ち」という言葉があるが、やはり人格、人間性は長い間の醸成期間があってこそ。幼児期、成長期、そしてそれ以降。まさに「育ち」。 そして、最後に議員の配偶者たる「妻」について。常に「光」は夫に。自分は「影」。しかし、夫以上に自分自身でネットワークを作る。夫以上に頭を下げ、夫不在の時は「代理」。まさに「一心同体」。そういう奥様のご主人だから応援したというのが人情。当選したとしてもあの賢夫人がついていれば威張り散らしたり、我田引水、私利私欲に走ったりはしないだろうと思う。

ある某政治家を囲む会へ出席した友人から聞いた話。「遅刻した自分も悪いけど。@@夫人は「ギロリ」と一瞥したのよ。まさに睨んだ感じ。横座りのままよ。座談が始まっていたけど。周りの人の話にも正座もせず。いやな感じ。女性としてのマナーすら守れない人の配偶者、一時が万事だし、推して知るべし。絶対もう応援しない。」

ああ恐ろしい!妻の態度で票が左右されるとは!!しかし、地域コミュニテイは社会の縮図。政治家に関わり集票する側の女性陣(候補者、候補者家族、応援弁士、運動員)心していきましょう。

今日は志木市議選投票日、今日から坂戸市長選挙、市議選が始まる。夏には参議院選挙確定。有権者としても女性ウオッチングすることも面白いかもしれない。

伊勢谷 珠子