国柄、人柄、チーム柄 広島カープセ・リーグ制覇から

image_pdfimage_print

広島カープセ・リーグ制覇。感動の秘話がいくつも紹介されている。

黒田選手。ドラフト二位で入団、その後メジャーに挑戦するも古巣カープに。

新井選手。ドラフト6位で入団、その後阪神で大活躍するも古巣カープに。

この二選手は外にでたからこそ広島の魅力を感じた。

川越市内にも、川越で生まれ育ち、学んで、社会人時代は都内を活動拠点とし、定年とともにまたふるさとに戻り「あらためて、川越の魅力を感じる」という人がたくさんいる。

外からみるという客観的な思考は見る目を醸成するのだろう。

黒田、新井両選手を追い続けたスポーツジャーナリスト・二宮清純氏が「カープのチーム柄がいいいのです」と話していた。「国には国柄があり、人には人柄があり、チームにはチーム柄があるんですよ」と。

あの人は「人柄」がいいよね。というのは本当に言われたい形容詞。

ドラフトにかけられることも大変素晴らしいことであるが、ドラフト二位といえばスター選手ではなく、スターになる可能性のある選手。生え抜き。今回の広島カープは生え抜きでしかも、意識の高い選手が大勢いて、チーム柄がよいということだろう。

仕事をするということはその道の専門を極め続けるということ。どんな仕事にもゴールはない。常のチェックし、自分の専門分野を極め続けるということは企業柄、会社柄をよくすることでもある。地方議員の質の劣化がとまらない。議会柄も高めてほしいとも思う。