ザ・地方議員 

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国会では籠池問題でワイドショーが賑やかになっていた同時期、各市では三月定例議会が開催されていた。

川越市では、市議会開会中に共産党市議が人身事故の当事者になったことから一般質問の登壇は取りやめとなった。新聞の社会面に「川越市議が事故」と大きく記事が載った。きちんと事故として扱ったとはいえ、さぞかし、議員は神妙な面持ちで議会に臨むであろうという予想とは大きく違った。

言い方が正しいとは思えないが、議会慣れたその議員は、足を組んで腕を組んでの体勢。なんてことだ。お行儀悪すぎはしないか?

有名幼稚園にはじまり、小学校、中学校、高校とあらゆる受験を控える子供たち、もちろん保護者にいたるまでそのお行儀は点数を左右する。足を組み、腕を組み、居眠り?(ご本人は目をつぶって話を聞いていたという言い訳をするに違いないが)とはお粗末極まりない。

議員自らが襟を正すべき時、埼玉県で初めて市となった川越市。その議会のメンバーなのだから。ましてや女性議員なんだからちゃんとしなければならないはずだが・・・・

選ぶ側、有権者もきちんと議会ウオッチをしていくべき時でもあることは確かだ。