イベント考

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サークル、自治会、親睦団体。会を運営する時に必ずついて回るものそれが「イベント」。

知り合いの最優秀な会社経営者。会社の業績もピカ一だが、イベントの仕切りも万全。「彼がいれば大丈夫」と全幅の信頼。その彼曰く「段取り八分。計画実行までに成功は8割方きまってしまう」と。

この言葉はすべてのことに通じると大切にしている。

名細公民館「男のゆうゆう塾」主催で行われた「松山高校応援団 演舞」。交渉には1年かかったと聞いた。公民館としても前例のないイベント。広報と集客、生徒50名に対する万全のサポート、楽器の運送(神経を使う)。雑事満載だ。応援団の団員の靴の裏には金が貼ってあり、舞台を傷つけないように舞台にシートを張る作業は相当な労力だ。(シート撤去の際、テープが剥がれず、作業は翌日まで及んだ)。これらをすべてゆうゆう塾会員全員で取り組んだこと、これがこのイベントを締めくくる上で、会員の絆をさらに深めた。一流の編集者、見城徹氏は「圧倒的な努力は必ず報われる」と説く。そのものズバリの今回のイベント。一つのイベントから多くの花が咲き、実を結ぶ。町かどにあったいい話だ。