議員だけではなかった!公務員の劣化


築地から豊洲へ市場が移転した。あの時の映像に築地市場は「営業しています」という民間人と都庁の職員の「閉場しています」という、ムキになったやりとりのテレビ画像をみて、あきれた人も多いだろう。「営業」「閉場」の同時発声、まるで漫画だった。

接客する女性を抱えるラウンジを経営している友人が怒っていた。警察の立ち入り調査があったが間違えたらしい。電話でクレームを言うと若い警官が「警察の書類ではこの日になっています」という言葉だけをエンドレステープのように繰り返したという。「同じ言葉の繰り返しなの。対話をしようとする姿勢がないのよ。コミュニケーション能力ゼロ!」と柳眉をあげていた。

ある自治体。担当窓口に問い合わせをした男性は憤る。「僕のことをお客様っていうんだ。ぺらぺらまくしたて、行政はサービス業とも言ってた。ちょっと違うだろ、というと、どうぞ、いかような処分をうけますので。と話が飛躍しちゃってよ。しかも、私の言っていること間違っているでしょうか?だぜ。腹立つよ。真摯に対応する息遣いがゼロだ。」

公務員は公平無私。もちろん行政はサービス業でもある。しかし、相手を怒らせてしまったらおしまいだ。人と人をつなぐのは「言葉」だ。そして、言葉と言葉の行間にあるふくみをもたせて、コミュニケーションを図っていく。コミュニケーション能力の欠落はすべてを破壊していく。

年が明ければ、時代が変わる。高いコミュニケーション能力があるとされる日本人。そのすばらしさをまずは公務員が「範」とすべきではないか?政治、行政の劣化にストップをかけなければならない。